日本人にとって春の風物詩ともいえる「お花見」は、新しい年度や生活のスタートを祝す行事にもにて、はなやいだイメージがあります。
名所に行って花見をしなくても身近に咲く花をめでるだけで、心が解放された気分にしてくれる桜は、大好きな花のひとつです。

週末、東郷駅近くを歩いていて、高台に満開の桜をみつけ引き寄せられるように近づいてみると「日の里地区コミュニティセンター」の看板がありました。

◇高台の桜

JR東郷駅日の里口を出て、線路沿いの道を赤間方面に歩いていると、高台に満開の桜をみつけました。
晴れた空をバックに咲きほこる、数本の桜に魅せられて近づきます。

すこし進むと高台に登る階段をみつけました。
「日の里地区コミュニティセンター」の看板があったので、この上にコミセンがあることがわかります。

細くて長く急な階段でしたが、上にある景色がみたくてのぼることにしました。

階段上から下を見ても、なかなかの絶景です。

◇日の里コミセン敷地周辺の桜

登りきったところは、コミセンの敷地内、会館の裏手のようです。
ここにも桜の木が何本もあり、ひっそりとした空間であでやかに花を咲かせていました。

コミセンの正面玄関に向かう途中、目のまえにあるのは広がるように咲く大きな桜です。
樹齢はどれほどなのでしょうか？見事に堂々と咲きほこるすがたに思わず「オーー」と声が出ます。

建物のわきをすすむと、前方にも満開のたくさんの桜が見えてきました。

日の里地区コミュニティセンター（日の里会館）正面玄関です。
高台にあるので見晴らしもよく景色が一望できます。

駐車場周辺に植えられた桜の木も満開で、どこをみても花盛りです。
利用する人たちはこの時期、この素晴らしい景色に迎えられ、送られているのですね。

桜の名所やお花見スポットといわれる所は各地にありますが、ごく身近にこんなにも素敵なスポットが存在することに気づきませんでした。

一週間前はまだほとんど開花していなかった桜ですが、二日前にはこのように満開となり、花びらが散り始めています。
春の天気は変わりやすく、花散らしの雨になるかも知りません。
しかし、桜は散りぎわも散ったあとも風情があり、楽しみ方はそれぞれです。

日の里地区コミュニティセンターもふくめて、お近くの桜スポットに出かけてみてはいかがでしょうか。