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【札幌市手稲区】味処酒房なかむらは、2月28日で閉店します

安田優子講師、ローカルタレント、元ラジオパーソナリティ(札幌市)

 年配の方は「なかむら」といえば、小樽で有名だったお店をイメージするかたもいるかもしれません。小樽では50年やっていたそうです。私にとっては、すすきのにあった「味処酒房なかむら」。大学の先輩に教えてもらってから、何度となく宴会利用でお邪魔したり、お食事利用で行ったりしていました。

 そんな「なかむら」が、手稲区にお引っ越しオープンしたという話をつい最近聞いたと思っていたのですが、今月に入ってから2月28日に閉店するという話を聞いて、閉店間近になってしまいましたが、行ってきました。
 場所は、札幌市手稲区手稲本町1条2丁目1−10二十四軒・手稲通り沿い。営業時間は11時から14時。駐車場は、お店の前に2台あるということでしたが、多くのなかむらファンが押し寄せて、駐車できないかもしれないと思って、JRに乗って行きました。手稲駅南口から歩いて5分くらいです。南口1を出ると、南東の位置にあります。

 まずはまっすぐ大きな通り(石狩・手稲通り)まで出て、国道5号線へ向かう方向を歩き、手稲本町1-2の交差点を目指します。角にアパマンショップがあるのが手稲本町1-2の交差点です。

矢印方向が二十四軒・手稲通りです。
矢印方向が二十四軒・手稲通りです。

二十四軒・手稲通りを歩きすすんでいくと左手に「なかむら」があります。

 やはり、思っていたとおり並んでいる人がいたのと、お店の前の駐車場も満車。近隣の駐車場を利用するという考え方もありますが、JR手稲駅から歩いて5分程度なので、公共交通機関利用もオススメです。

 15分ほど待って13時すぎに入店しましたが、私の後ろにも並びが出来てました。途切れることなく行列があったので仕込み分が無くなったのか13時45分のラストオーダー時間よりも10分ほど早めにオーダーストップになりました。閉店前日でも満席が続いていたので、明日行かれる方は早めに行動することをオススメします。

 席は2人用のテーブルが10個あり、最大20席。私も含めてお一人様率がとても高かったのですが、相席にせずに対応していました。

 私にとって、「なかむら」といえば芋サラダ。宴会の時にも芋サラダは入れてくださいとお願いしてきたくらいウマウマなのです。ということで、芋サラダを注文するのは絶対なんですが、とんかつも、チキンカツも、かつとじも食べたい。そんな気持ちでしたが、さすがにそこまで食べられないので、とんかつ定食と芋サラダを注文しました。

 他の方の注文も、カツ丼と芋サラダとか、メンチカツと芋サラダといった具合で、芋サラダの注文率が高かったです。

 すごく滑らかなのと、柔らかいマヨネーズも手作りなので、真似ができない「なかむら」の味なのです。カツも、うまく表現できなくて申し訳ないんですが、カリっと、シャキッと、ジューシーなのです。美味しいうえにリーズナブル。とんかつ定食が750円で、芋サラダが300円。1050円で、幸せな気分になれるわけで。もっと高くなってもいいから「なかむら」の味を続けてもらいたかったですが、価格とかの問題ではなく、年齢的な体力の限界での引退なので仕方がないんですよね。お疲れさまでした。そして、今まで美味しい味を提供してくれてありがとうございます。

 小樽で50年、すすきので13年、手稲で3年営業を続けた名店の味。「なかむら」は、2月28日までの営業です。

味処酒房なかむら
札幌市手稲区手稲本町1条2丁目1−10
営業時間 11時~14時
Instagram 味処酒房なかむら
x(旧twitter)味処酒房なかむら【公式】

講師、ローカルタレント、元ラジオパーソナリティ(札幌市)

札幌生まれの札幌育ち。札幌から14日以上離れたことがない生粋の札幌っ子です。 趣味はスポーツ観戦全般(特にコンサドーレ札幌、ヴォレアス北海道、スキージャンプ)、韓国ドラマ鑑賞、女子大生としての勉強です。 教員免許は、高校は地歴公民、情報、家庭、商業、中学は社会、技術、家庭を所持。司書教諭、図書館司書、学芸員の資格もアリ。学ぶことが大好きなので、今年度も女子大生です。

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