人生初!パンの缶詰を開けてみた「みっふぃーべーかりー」の「チョコでにっしゅ」中身こうなってるのか…!
初の「南海トラフ地震臨時情報」発表をきっかけに、我が家でも、防災リュックの中身や備蓄している食料などを見直しております。
ミネラルウォーター等はまだ賞味期限まで猶予があったのですが、パンの缶詰がぎりぎり…。
という事で今回、「みっふぃーべーかりー」で購入した「チョコでにっしゅ」を開けて食べてみました。
人生初のパンの缶詰!
開封レポします。
果たしてそのお味は
さて、こちらが件のパンの缶詰。
桃やみかんなどのフルーツの缶詰と同じくらいの大きさ、仕様です。
油紙という呼び方でいいのでしょうか、蝋引きされたようなちゅるちゅるした質感の紙に包まれています。
これは、パンを缶の中で発酵させそのまま焼くという製法がゆえに、膨らんだパン生地が缶にくっつく事を防ぐ為の包み紙なんだそうです。
参考:防災品の「パンの缶詰」 生みの親と誕生までのドラマ|日本経済新聞WEB
なるほど、本体のデニッシュは、缶パンパンに(…パンだけに!)膨らんで円柱の形をしています。
そして缶を開けた瞬間に感じたのは、通常商品よりも強いアルコールの香り。
発酵の過程で発生する香りかと思っていたのですが、製造元公式サイトによると、こちらは「デニッシュの乾燥を防ぐためのもの」だそう。
(気になる方は少し時間を置くといいそうです。カカオの風味がアルコールと相性がいいのもあって、個人的にはさほど気にならなかったです。)
缶詰という形態ですので、しっとりとした食感やぷっつりと噛み切れるような感覚は、焼き立てのものと比較すると当然少な目なのですが、デニッシュというチョイスの妙で「何かに妥協した」とか長期保存特有の味わいは感じず!
何層にも重なる生地によって、さっくりとした食感で美味しくいただきました。
なるほど…これは革新的な商品かも!
ライターが子供のころは保存食と言えば「カンパン」でしたが、普段と変わらぬ美味しい食事は、非常時に大きな心の支えになるだろうな…とその進化に驚かされました。
備蓄にパンの缶詰というチョイス、アリだと思います!
前述の日本経済新聞のWEBサイトに掲載されている記事によると、パンの缶詰は、栃木の「パン・アキモト」が阪神・淡路大震災をきっかけに開発し、今では複数の企業が販売しているとの事。
ちなみに今回ご紹介した「みっふぃーべーかりー」の商品は、京都デニッシュ食パン専門店「ANDE」が製造しているもので、直接そちらからの購入も可能です。
「みっふぃーバージョンが欲しい」という方は「みっふぃーきっちんオンラインショップ」から、
「シンプルな商品でいい」という方は「ANDEオンラインショップ」からチェックしてみてください。
(いずれも外部サイトに移動します。)