【福津市】「芸農活動」で夢を育むアーティストふたり♫人を元気にする作品と野菜を作る日々!作品展も。
福岡県うきは市出身で、現在は福津市で「芸農(芸術×農業)活動」をつづける寺嶋拓哉さんに会いに行ってきました。
以前紹介した「ちかえフーズカフェ」で出あったアクリル画の作者です。
多彩な色使いで人を元気にする画風が、とても気になっていたのです。
福津市津屋崎にアトリエがあると聞いていたので取材を申し込むと、快く迎えてくれました。
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(媒体名)Yahoo!JAPANクリエイターズプログラム
◇寺嶋拓哉さん
寺嶋拓哉さんは、解離性障害という病をかかえるパラアーティストです。
初めてたずねた日、道に迷ったと伝えると走ってむかえに来てくれる姿に、明るくてやさしい若者という印象を持ちました。
創作活動をする自室に案内され、画家を目指すようになった経緯や、アート・農業についてなど屈託なく話してくれます。
・解離性障害を発症したわけ
・おばあちゃんがいつも絵をほめてくれたのがきっかけで画家を目指したこと
・日中は畑で野菜づくりをして夜になると絵に没頭する日々
・たくさんの人の応援を受けて大切な人と好きな仕事ができることへの感謝
・将来設計など
作品を見せてもらいながら、いろいろな話が聞けました。
しっかりと前を見すえながら、自分がどうあるべきかを理解し、夢にむかう青年の言葉に情熱と優しさと、忘れていない感謝が感じ取れます。
◇芸術活動
野菜づくりが中心の暮らしの中、夜が創作に没頭できる時間です。
集中して絵を描いていると、時間を忘れて自分の世界にのめり込むと言います。
自室のカベには作品展に出品する絵、創作途中の絵がかけられていて、中央にはボランティアで子どもたちを指導するためのサッカーコーチ養成講習会の修了書も見えました。
寺嶋さんに会ってみたいと思うきっかけとなった、ちかえフーズカフェでみた「あじさい」です。
こちらはちかえフーズさんのオーダーに答えて創作したアクリルアートです。
企業からの支援も受け、積極的な芸術活動をつづけているのです。
◇農業活動
最初は小さな畑からはじめた農業活動も、だんだん拡大して広々とした中で多種類の野菜を作るようになりました。
農薬は使わず自然の中での有機農法にこだわり、ていねいに作物と対話しながらの作業です。
野菜本来のおいしさが味わえると評判になり、今ではファンが増えて個人やレストランなど、注文に精一杯対応していると話してくれました。
畑の入り口には「音夢晴r樹(ネムハージュ)」と標識が立っています。
パートナーの直子さんと、丹精込めて野菜を作っている目印です。
◇ネムハージュ(音夢晴r樹)
現在はパートナーでステンドグラス作家の衛藤直子さんと「ネムハージュ(音夢晴r樹)」を結成して、積極的に活動し発信しています。
「ネムハージュ(音夢晴r樹)」とはやさしい波の音や芸術を表す言葉です。
お二人のイメージにピッタリだと感じました。
博多阪急で開催される「ふくつのね」に、二人の作品が出品されます。
ぜひたくさんの方に、ご覧いただければと思います。
◆「ふくつのね」開催情報
開催場所/博多阪急・1Fメディアステージ
開催期間/7月19日(水)~25日(火)
時 間/10:00~20:00(最終日は18:00閉場)
問い合せ/092ー461ー1381(博多阪急 代表)
◇お土産
突然取材のお願いをしたにもかかわらず親切に対応いただいた、寺嶋拓哉さんと衛藤直子さんに心から感謝いたします。
帰りにはお土産の野菜を頂きました。
新鮮な野菜の味がするおいしい野菜、しっかりと食べさせていただきました。
今後のお二人の活躍を心から祈っています。
寺嶋拓哉さん インスタグラム