【英会話】「You could say that !」ってどんな意味?
こんにちは、せいたろーです。
カナダ、バンクーバーに3年間留学していました。
現在は英会話講師として働いています。
留学中、友だちに「最近、忙しかったの?」と尋ねると、
「You could say that !」との返事。
直訳すると、
「You could say that.」
(あなたはそれを言うことができる)
こんな意味です。
分かるようで分からない一言。
実はこのフレーズ、英語のあいづち表現の一つなんです。
今回はこの「You could say that !」の意味と使い方についてご紹介します。
You could say that ! 「まあそんなとこだよ」
相手の発言に対して、あいまいに肯定する時のあいづち表現です。
完全には同意できないけど、それほど違うわけでもない。
そんな気持ちを表す英語フレーズです。
例文1
A : You have been busy lately ?(最近、忙しかったの?)*lately : 最近
B : You could say that.(まあそんなとこだよ。)
例文2
A : This movie was exciting, wasn't it ?!(この映画、面白かったよね。)
B : Yeah, you could say that.(うん、そうかもね。)
You could say that !の「could」を「can」に代えて、
You can say that ! 「その通りだね」
You "could" say that !よりも確信度が高く、
相手の意見に対して同意を表すことができます。
例文3
A : Learning a new language is hard work.(新しい言語を学ぶのは大変だよね。)
B : You can say that.(その通りだね。)
例文4
A : This traffic is awful.(この渋滞、最悪だよね。)
B : You can say that.(本当にそうだよね。)
でも、なんで「could」と「can」でこんな違いが出るのでしょう?
couldとcanの違い
学校では「can(〜できる)」の過去形が「could(〜できた)」と習います。
その意味でも使われますが、実は他のニュアンスもあるんです。
canは「推量(〜の可能性がある)」という意味もあります。
・It can rain later today.(今日は後で雨が降る可能性がある。)
「〜できる」だけじゃないんですね。
なのでその「〜の可能性がある」のニュアンスを「could」で表すと
その可能性が下がり、会話ではより控えめな言い方になるんです。
なので
・You can say that ! 「その通りだね」
・You could say that ! 「まあそんなとこだよ」
といったニュアンスの違いにつながるんですね。
ぜひこの感覚を覚えておいてください。
まとめ
・You can say that ! 「その通りだね」
・You could say that ! 「まあそんなとこだよ」
ぜひ会話で使ってみてください。
今回の記事が少しでもご参考になれば嬉しいです。
最後までありがとうございました。