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【上田市】NABO読書室 大人の隠れ家ブックカフェで夜のソロ活

もりのりこ地域移住系ライター(上田市・東御市・小諸市)
この日の一冊 写真家であり冒険家でもある石川直樹さんの著書

夜の海野町、ひっそりとした町の一角にほんのり明かりを灯す古民家。こちらが、ブックカフェ「本と茶NABO(ネイボ)」です。夜の時間帯に開かれるNABO読書室で「本を読むための空間」を体験してきたので、ご紹介します。

ブックカバーは期間限定のノベルティでいただきました
ブックカバーは期間限定のノベルティでいただきました

出会いと発見に満ちたブックカフェ

「小島紙店」の看板がかかる店舗。

初訪問時は「?」となるがこちらがNABOさんです
初訪問時は「?」となるがこちらがNABOさんです

その昔、紙屋だった建物をリノベーションして生まれ変わりました。

デンマーク語で「隣人」を意味する店名の通り、本と人、文化が隣り合う、新しい発見や出会いに満ちた場所。

まるで宝探し!びっくりドッキリがいっぱい

店内には新刊と古書を合わせて約7,000冊もの本が並んでいます。

壁一面の書棚 本好きにはたまらない空間です
壁一面の書棚 本好きにはたまらない空間です

書棚には絵本や小説、漫画、ハウツー本、アートブックなど、さまざまなジャンルが並び、まるで宝探しのよう。

自費出版的なこの感じ!ちょっと懐かしい
自費出版的なこの感じ!ちょっと懐かしい

店内を一巡するたびに“びっくりドッキリ”の発見があるのもNABOの魅力です。

本選びに没頭できる空間

NABOのドアを開けると、正面カウンターのスタッフさんと目が合います。

ここで、ほんの一言交わす軽い挨拶が初訪問の緊張をほぐしてくれます。

ヴィンテージ感漂うしつらえ 紙と木の温もりに癒されます
ヴィンテージ感漂うしつらえ 紙と木の温もりに癒されます

ちょっとした雑貨にもセンスが光ります
ちょっとした雑貨にもセンスが光ります

本の世界観が伝わるディスプレイ
本の世界観が伝わるディスプレイ

自分のペースで心ゆくまで本棚をめぐり、紙の匂いとその感触を感じながら一冊一冊に向き合う時間を過ごせます。

「NABO読書室」を楽しむ

9月から始まったNABO読書室。

利用ルールを読んでから入店します
利用ルールを読んでから入店します

読書に集中できるようにいくつかのルールがあります。

読書室のルール

・途中入店、途中退店も可能です。

・複数人での参加も可能ですが、おしゃぺりはご遠慮ください。

・飲食の販売はしていません。コーヒーや軽食などの持ち込みは可能です。周囲の方へのご配慮をお願いします。(通常営業時は持ち込み不可)

・使用料は500 円です。 (3回券1000円)お支払いは下記休憩時間にお願いします。

・店内の本の閲覧は可能ですが、ご自身で持参した本を読むことを推奨しています。

•本の購入および使用料のお支払いは、下記の休憩時間のみ可能です。

(公式Instagramより抜粋)

読書室の営業時間は19:00~22:00 (木曜日、日曜日)。

スケジュールはSNSでご確認ください。

Instagram:公式アカウント(外部リンク)

「NABO読書室」の様子・・

読書室が始まった店内には、アンビエントな音楽とエアコンの微かな振動、そしてページをめくる音や、誰かが立てる小さな音が時折聞こえます。

店内の好きな場所で本が読めます
店内の好きな場所で本が読めます

中国茶のサービスもあり
中国茶のサービスもあり

微かに感じる誰かの気配が、この空間ではなぜか心地よく、ページをめくる手が止まりません。

隠れ家的な2階スペース
隠れ家的な2階スペース

そしてあっという間に22時。

「寛げましたか?」というスタッフさんの声に見送られ、お店を後にしました。

ーーいかがでしたか。

集中して本を読みたい、いつもと違う空間で読書を楽しみたい、なかなか読み進まない本がある、そんな方はぜひNABO読書室へ行ってみてください。

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本と茶「NABO」by VALUEBOOKS
住所:長野県上田市中央2-14-31
営業時間:12時~18時 営業日:金、土、日
Instagram:nabo_valuebooks
オンライン書店:VALUEBOOKS

取材協力:本と茶「NABO」by VALUEBOOKS

地域移住系ライター(上田市・東御市・小諸市)

東京・渋谷出身。22年12月から長野に拠点を移してあちこち巡るヒトとなる。 豊かな自然、伝統とあたらしさ、独特のカルチャーに惹かれ、日々過ごしています。 ヨソから来たからこそ発見できる地域の魅力。 ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。

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