防ぎたいのは口臭?虫歯?外出時や災害時のために知っておきたい節水オーラルケア4選
阪神・淡路大震災のとき、肺炎によって避難所で多くの高齢者が亡くなったことをご存知でしょうか。
この肺炎は、お口の衛生状態の悪化が大きな原因だったと言われています。
災害時は、断水で歯みがきもままならない、という状態になりかねません。
そこで、水をなるべく使わずに口腔ケアをするグッズを4種類ご紹介します!
知っておくと、外出時にも活用できますよ。
1.液体ハミガキ
液体ハミガキは、その名の通り液体状の歯みがき粉です。
よくあるペースト状の歯みがき粉と同じく、歯ブラシとセットで使います。
口にふくんでブクブクすすぎ、吐き出した後にブラッシングしてください。
ブラッシング後、水でのすすぎは不要ですが、ブラシを洗うために少量の水が必要です。
2.洗口液
口にふくんですすぐだけの商品は洗口液と言います。
こちらは、ブラッシング不要で、すすぐための水も不要です。
主に口臭の防止や口中の浄化が目的で、明確な虫歯予防はうたわれていません。
薬用成分が1つ以上認められている場合は医薬部外品、それ以外は化粧品(口腔化粧品)とされています。
3.口中清涼剤
口臭予防などのエチケット目的や、爽快感を得る目的で使うのが口中清涼剤です。
こちらは、薬用効果はほとんどありません。
お酒やニンニクの匂い消しのイメージで、昔ながらの仁丹も口中清涼剤に分類されます。
口中に吹きかけるスプレータイプや、カプセルタイプがよく知られていますね。
基本的に水は不要ですが、一部のカプセルタイプには水で飲みこむ商品もありますので注意しましょう。
4.歯みがきシート
持ち歩きには歯みがきシートも便利です。
指に巻いて、歯の表面をぬぐうように使うので、当然水は不要です。
1枚ずつ包装されている、赤ちゃん用の歯みがきシートも狙い目!
個包装なら、より衛生的ですし、持ち歩き用のポーチに入れてもかさばりません。
表記をしっかり確認して、手軽に口腔ケアしよう
口腔ケア用品を4種類ご紹介しました。
液体ハミガキと洗口液については、メーカーサイトでもまとめて「デンタルリンス」と紹介されていることが多いため、購入時には注意が必要です。
少し分かりづらいですが、よく見れば、パッケージには種類がはっきりと書かれています。
パッケージの裏側もよく見て、目的に合ったものを選びましょう!
災害時の衛生用品については、こちらで詳しく紹介しています。
気になった方は合わせてチェックしてみてくださいね。
▼ママが防災グッズにプラスするべき衛生用品まとめ
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