見逃さないで!土用の丑の日まで限定販売「土用餅」あんこが別添えのちょっと意外なたねやさんの土用餅
今年の夏の土用の丑の日は7月24日。昨今は鰻だけではなく、「う」のつく食べ物や黒い食べ物、また、土用卵といって土用の間に鶏が産んだ卵など、実に多様な食材がスーパーや飲食店に並んでいますね。
さて、土用入りには「土用餅」というあんころ餅を食べる習慣があります。勿論日本全国というわけではありませんが、季節の変わり目で体調を崩しやすい土用入りの日に小豆を食べ、邪気を祓い厳しい暑さを迎える夏土用を乗り切ろうという習慣が江戸時代から続いているといわれています。
え!土用入りに土用餅を食べていないなかった!という方もいらっしゃるかと思います。けれどもご安心を。最近はコンビニやスーパーでも取り扱いがあるほか、土用の丑の日や土用の期間中販売という和菓子屋さんもございます。今回は滋賀県に本店を置き、都内でも非常に高い人気を誇る「たねや」さんの「土用餅」をご紹介。
たねやさんの土用餅にはいくつか個性的な特徴がございまして。まずはその形状。うずらの卵より一回りほど大きなお餅が綺麗に整列し、なんとその下にこし餡のパックがふたつ同封されています。
そしてお餅もまた印象的ですよね、何かが入っている…?と思った方、大正解。じつは小豆の皮を一緒に搗き上げているのです。お餅派勿論、米どころ近江が誇る滋賀県産です。ほんのり甘いお餅は微かな粒感を残し、さりげない小豆の香り立ちのおかげでやや深みのある甘さに。もちもちとした食感と若干の粘り気のおかげで、そのままでも美味しくいただけます。
同封されているこし餡は、十分すぎるほどたっぷり!容器のまま上からにゅるんと絞るのもよし、和えるのもよし、少し残してパンに塗ってもよし。シンプルでさらりとした瑞々しいこし餡ですが、夏の暑さに負けないようなある程度はっきりとした甘味がついています。
あんこ少なめ、欲張ってたっぷり…というのも思いのまま。
16個入りというボリュームではありますが、スタミナをつけるべく鰻はご飯無しの蒲焼きやう巻きにして、炭水化物は土用餅で摂取するというのもひとつの手段。
折角なら、甘いものもどちらも召し上がりたいじゃないですか。と、欲張っている時点で夏バテからは遠い己の胃袋…と思わず苦笑い。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<たねや近江八幡日牟禮ヴィレッジ(本店)>
公式サイト(外部リンク)
滋賀県近江八幡市宮内町日牟禮ヴィレッジ
0748-33-4444
年中無休
9時30分~17時