韓国では20代の感染者が最多! 「10歳未満」も116人!
東京都では3月31日に新たに78人の新型コロナウイルス感染者が確認されたが、このうち54人(約7割)が40代以下だった。中でも20代から相当数の感染者が確認され始めたことから小池百合子知事は若者に対しても改めて外出の自粛を要請しているが、韓国では早くから20代の感染率が最も高かった。
(参考資料:東京とソウルの感染者数が「逆転」へ!この1週間で東京226人 ソウル77人)
韓国の中央防疫対策本部が約1か月前の3月3日の時点でPCR検査の結果、集計した5328人の感染者を年齢別で区分したところ、20代が1575人と最も多く、全体の29.6%を占めていた。
また、10代も233人(4.4%)、10歳未満も34人もいた。10歳未満には1歳2カ月と4歳の幼児も含まれていた。ちなみに30代は631人(11.8%)、40代は790人(14.8%)だった。
最新(4月1日午前10時)の発表でも全感染者(9887人)のうち最も多かったのが20代で、2682人(27.1%)に達していた。10代も2倍以上の519人となり、10歳未満も4倍に近い116人に増えていた。10代と10歳未満の数を併せると、635人で、全体の6. 4%を占めている。
幸い、10歳未満から20代までの死者はゼロだが、30代(1027人)で1人、40代(1323人)でも1人死者が出ている。
死亡者(165)で最も多い世代は80代(感染者452人)の84人、続いて70代(658人)の46人、さらに60代(1245人)の23人、50代の10人となっている。