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めんどくさがりな小学生は小さな積み重ねが大切!意欲的になる3つの方法を教師が解説

ナナホシ教育/子育て/学校

小学生の頃は、つまらないことや大変なことを嫌がり、めんどくさがりに見える子が多くいます。今回はめんどくさがりな子供の共通点と、そういった子に意欲を持たせるための効果的な方法を3つ解説します。

めんどくさがりな子の傾向

めんどくさがりな子は、つらいことや面倒なことを極力避けたがります。家事や宿題などの作業に対して、すぐに投げ出してしまう傾向があるでしょう。それでは、こういった子供にはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1.小さな一歩を認める

目標を細かく分け、一つひとつの小さな成果を認めてあげることが大切です。

効果的な声かけ例

「この問題を全部やるのは大変だから、まず5問ずつやろう」
「最初の5つの問題ができたね!やったね!」

NGな声かけ例

「まだまだだよ。もっとがんばらないと」

2.できる楽しさを体験させる

めんどくさがりの根本には、やる気の低下が関係していることが多いです。作業に楽しさを見出せるよう工夫しましょう。

効果的な声かけ例

「前よりもずっと字がきれいになったね。練習の成果が出ているね!」
「前よりも字がきれいになったと思うよ。自分の書いた字を見てどう思う?」

NGな声かけ例

「いつまでそんな態度なの?まじめにやりなさい」

3.やり抜く力を育む

作業に対する意欲は、継続することで徐々に身に付きます。最後までやり遂げる習慣を身につけさせましょう。

効果的な声かけ例

「頑張ってきれいに終わらせることができたね。次は○○にもチャレンジしよう」

NGな声かけ例

「いつも最後で投げ出すんだから」

まとめ

めんどくさがりな子に対しては、小さな一歩を認め、楽しさを体験させながら、徐々にやり抜く力を身につけさせることが大切です。一つひとつの成果を積み重ね、作業に対する意欲を育んでいけば、意欲的な子に育つことができます。

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