ランドクルーザー250購入時の「誓約書」は実在した!どんな内容?契約者が解説。
ランドクルーザー250購入時の誓約書とは
ランドクルーザー250購入時に、ディーラーで「誓約書」にサインをしました。「誓約書を書かされる」と噂では聞いていましたが、実際に存在しました。気になるその内容は以下のようになります。
・最低でも1年間は乗ること
・短期間での転売行為の禁止
・もしこれらの規約を破った場合は、今後のお取引を一切しない(つまり、出禁)
もちろん、筆者は転売するためにランドクルーザー250を購入したわけではないので、何も問題なくサインしましたが...人によっては、自分の財産を縛られているような気分になる可能性もあります。また、どちらかといえばあまり気持ちが良いものではないでしょう。
転売防止のための苦肉の策
購入者からするとあまり気分の良くない「誓約書」ですが、転売防止のための苦肉の策と言えます。というのも、40アルファード・ヴェルファイアの販売時に、ノーガードで転売されてしまったという経緯があるため、そのような慎重な姿勢が求められたのです。
もちろん、トヨタもお客さんにあまり良い顔をされないことぐらいはわかっているはずですが、安易に転売される方が困りますよね。
ディーラーによって対応は異なる
ただし、すべてのディーラーで誓約書を書くわけではありません。実際に筆者がサインした誓約書は販売会社オリジナルで、上から降りてきたものではないとのことでした。信頼できる顧客であれば、特に誓約書へのサインを求めないケースもあるようです。
販売の現場では、苦悩の声も
ご存知のように、近年トヨタの人気車種では、生産キャパを大幅に超える受注が入り、さながら争奪戦のような状況です。特にランドクルーザー300が顕著で「納車まで数年待ち」、「受注停止」と言った異常自体まで起こっています。
これに対して「買いたい車が買えない」「上から目線でトヨタが嫌いになった」「仕方なく他社に流れた」と言った声が多く挙がっています。
もちろん、販売店にとってもマイナスです。筆者のランドクルーザー250契約時に対応していただいた営業マン氏も「正直やりにくい」「自由に売りたい」「なんでこんなふうになっちゃたんでしょうね」と嘆いていました。メーカーには早期改善をお願いしたいところです。