せっかくやり終えた宿題をなくしてしまう子に効果的だった!教師も実践した宿題の整理が上手になる方法3選
2学期まであと少し、せっかくやり終えた宿題を無くしてしまった子どもを心配しているお母さんの気持ち、よくわかります。多くの親御さんから相談を受けてきました。今回はせっかくやり終えた宿題をなくしてしまう子の共通点と方法を解説します。
せっかくやり終えた宿題をなくしてしまう子の共通点
こういった子には共通点があります。それは、宿題をやり終えて満足して、宿題をその辺りに置きっぱなしにしていたり、とりあえず棚やカバンの中に突っ込んでしまったりすることです。また、日頃から持ち物の整理ができていない子や、プリントの整理が苦手な子も宿題をなくしてしまう傾向にあります。
それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。
1. 宿題専用の収納場所を作る
子どもと一緒に、宿題や学校の書類を保管する専用の場所を決めます。クリアファイルや引き出しを使って、科目ごとに分類するのも効果的です。
効果的な声かけ
「この引き出しを宿題専用にしよう。一緒に整理してみない?」
NGな声かけ
「いつもグチャグチャにして。ちゃんと片付けなさい!」
2. 毎日の整理時間を設ける
毎日決まった時間に5分間だけ、宿題や学用品の整理をする習慣をつけます。短時間で終わる作業なので、続けやすくなります。
効果的な声かけ
「晩ご飯の前の5分間、一緒に整理する時間にしようね」
NGな声かけ
「また散らかしてる。いつになったら片付けられるの?」
3. チェックリストを活用する
宿題や持ち物のチェックリストを作り、子どもが自分で確認できるようにします。視覚的に把握できるので、忘れ物も減ります。
効果的な声かけ
「このチェックリスト、使ってみよう。自分で確認できるね」
NGな声かけ
「またなくしたの?いちいち言わないとダメなの?」
まとめ
宿題専用の収納場所を作り、毎日の整理時間を設け、チェックリストを活用することで、子どもは少しずつ整理上手になっていきます。すぐに変化が見られなくても、焦らず続けることが大切です。子どものペースを尊重しながら、温かく見守ってあげてください。整理整頓は大切なライフスキルです。この機会に、親子で一緒に身につけていきましょう。
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