【国立市】命を繋ぐ!樹木の移植の記録が6月14日まで旧国立駅舎にて展示されています!
国立市にある国立第二小学校は2023年4月から、改修工事が行われています。国立第二小学校は、160本もの樹木が植えられている緑豊かな小学校。ですが、その樹木のうち100本の伐採が決まり、2023年5月には40本の伐採の開始が計画されていました。
この40本の樹の命を繋ぐため、GWの4日間に小学校の生徒の保護者や市民が国立第二小学校に集まり、樹木の緊急避難を行いました。その記録が、旧国立駅舎にて公開されています! スタッフの方によると、2023年6月14日まで展示を行っているそうです。
4日間の様子が、それぞれのパネルで説明されています。こちらは2023年5月3日のプロジェクト初日の記録です。掘り起こした樹木を人力で運ぶ様子が説明されています。
こちらは2023年5月6日の最終日の記録と、プロジェクト全体のスケジュールの説明です。最終日についてのパネルでは、2週間前には伐採が決定していた樹木が命をつなげることができた、「世界が変わった瞬間」が描かれています。
この移植プロジェクトは、昨年11月に国立市で上映された「杜人環境再生医 矢野智徳の挑戦」の中で、伐採予定の樹木を移植したシーンがあったことを思い出したことから始まったそうです。1本の映画を観た経験が、半年後にこんな形で大きな成果を残す。偶然のつながりに鳥肌が立ちました。日常のどこに、問題解決のヒントがあるか分からない、そんなことを感じました。
展示を見学された方のおうえんメッセージもあります。感じた事を共有できるのも素敵ですね。
樹木の緊急避難プロジェクトの展示
日時:2023年6月14日まで
場所:旧国立駅舎(国立駅南口)
旧国立駅舎の開放時間:(平日)7:00~22:00 (休日)9:00~22:00