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【四條畷市】大吉も凶もインパクト大 四條畷神社がオリジナルおみくじの通年配布を開始

具志堅浩二フリーライター(四條畷市・交野市)

 四條畷神社が今年の正月からオリジナルおみくじの配布(初穂料200円)を開始しました。この話、少し前から聞いていたのですが、元日以降私事でバタバタしてしまい、ようやく1月7日午前に神社へ行くことができた次第です。

石段に立てられた初詣ののぼり
石段に立てられた初詣ののぼり

社務所前にはジャージ姿の若者たちが
社務所前にはジャージ姿の若者たちが

 石段を登って鳥居をくぐると、社務所の前にはジャージ姿の若者たちが並んでにぎやかにしゃべっています。まずはお参りを済ませるため、筆者は一旦ここを離れて本殿へ行き、再びおみくじを引きに社務所前へ戻ってきました。

一旦社務所を離れて本殿へ
一旦社務所を離れて本殿へ

本殿前には大絵馬。願いごとが書かれた雲形シールがたくさん貼られて空きがほぼない状態
本殿前には大絵馬。願いごとが書かれた雲形シールがたくさん貼られて空きがほぼない状態

社務所前に戻ってきました
社務所前に戻ってきました

 おみくじ箱がある社務所の受付前には、「お」「み」「く」「じ」と書かれた白い紙の上に、何やら短冊状の紙が貼られています。

凶のオリジナルおみくじ
凶のオリジナルおみくじ

 おお、これが凶のおみくじですか。なかなか迫力ありますねー。凶だけど、格好いいかも。

大吉のオリジナルおみくじ
大吉のオリジナルおみくじ

 こちらは大吉ですね。他のおみくじとは違って鳥居の形をしています。

大吉のオリジナルおみくじには金色バージョン(左)も
大吉のオリジナルおみくじには金色バージョン(左)も

 大橋弘邦宮司によると、大吉のおみくじが鳥居の形をしているのは、2018年の大阪北部地震で破損・撤去した一の鳥居が、一昨年に地元の人々らの尽力で復活したことを忘れないようにするためとのこと。

凶のオリジナルおみくじ
凶のオリジナルおみくじ

 また、神社に祀られている武将の楠木正行には、戦場で敵味方の区別なく傷ついた将兵を助けた、という言い伝えが残されています。これにちなんで、大吉・凶に関わらず楽しんでもらいたいとの思いから、凶のおみくじにもスペシャル感のあるデザインが採用されました。

社務所前に置かれたおみくじの筒。オリジナルおみくじは初詣シーズンが終わっても引けます
社務所前に置かれたおみくじの筒。オリジナルおみくじは初詣シーズンが終わっても引けます

筆者は吉でした
筆者は吉でした

 先ほどおみくじを引いていた若者たちのうち、大吉を引いた人も2人ほどいたという話なので、筆者も引いてみたところ、吉でした。大吉ではありませんがまずまずです。
 なお、このオリジナルおみくじは通年配布されますので、興味のある方は、初詣シーズンが終わった後も引いてみてはいかがでしょうか。

【関連情報】
四條畷神社
所在地:大阪府四條畷市南野2-18-1

フリーライター(四條畷市・交野市)

1968年大阪府生まれ。バス・タクシー業界紙、電機業界誌の記者などを経て、2015年に独立。現在は、ヤフーニュースオリジナルTHE PAGEや週刊エコノミストなどで、環境問題、食料安全保障、公共交通から街ネタを含めて幅広いジャンルの記事を取材・執筆中。Yahoo!ニュース エキスパートでは、「地域とそこに住む人が好きになる」記事を追い求めて頑張ります!

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