23日も冬型の気圧配置と強い寒気の流入が続き、日本海側や内陸の各地では雪や雨が続くでしょう。
前日と比べ、より北側の地域で雪の量が多くなり、東北～新潟では24時間に最大70センチの雪が予想されています。

さらに、今回の寒気は25日頃にいったん緩む見込みですが、次の寒気流入は帰省ラッシュと重なるおそれも。気象予報士が解説します。

23日は東北～新潟で大雪に…北海道も雪強まる

23日は東北から新潟にかけての山沿いを中心に雪の量が多くなり、特に福島の会津と新潟では23日夕方にかけての24時間で70センチの雪が予想されています。
これだけ一気に雪が降ると、交通への影響だけでなく、木が倒れたり雪崩が発生したりと、複数の災害につながるおそれもあり、雪に慣れている地域の人でも移動する際は周りの様子に気をつけてください。

またそのほかの東北や群馬北部も60センチ、北海道（石狩・後志）や栃木・兵庫・岐阜でも50センチの予想です。特に北海道では日中に雪が強まるでしょう。

西日本では晴れ間の出るところが多いですが、東海や東北は太平洋側でも雪雲が流れ込むところがありそうです。

次の寒気流入は26日頃～

このさき25日（水）頃には一時的に冬型の気圧配置がゆるみますが、26日には次の強い寒気が流れ込み、28～29日頃にかけてまた大雪になるところがありそうです。
今年2024年は28日（土）から年末の休みに入る人が多く帰省ラッシュとなる見通しで、人の移動が多い時期を直撃するおそれも。
その後も多少の強弱はあるものの、年明けにかけて断続的に寒気が流れ込みそうです。

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