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【ローマグルメ9選】イタリア・ローマのグルメを完全攻略!本場の味をぜひここで

みっきー動画クリエイター

美食の国と言われるイタリアの中でも、その歴史や街並みも相まって、特に需要が高い街ローマ。

カルボナーラをはじめ、アーティチョークのオイル漬けなど、
ローマを訪れたらぜひ食べてみてほしいローマ料理も多数あります。

イメージとしては、しょっぱい味付けの料理が多いのが特徴で、
かつて牧羊が盛んなエリアだったことから、
塩気の強いチーズを使っていた背景もあるようです。

労働者が集まる街として栄えた場所でもあり、値段も比較的リーズナブルなので、
ユーロに加え、円での参考価格も確認しつつ、
今後の旅の参考にしてみてください。

前回のローマ特集はこちら。

【ローマ注目スポット14選】
2024年最新!絶対に行きたい注目スポットを全部紹介!知っておくべき情報を添えて

■動画で確認したい方はこちらから

1. Sant'Eustachio il Caffè

ローマの中心部にある最古のコーヒー焙煎会社と言われているサンテウスタキオ

イル カフェ。

ナヴォーナ広場とパンテオン神殿の近くにあるサンテウスタキオ広場に1800年に存在していたCaffè e Latteを元に1938年に設立された焙煎所がこちらのお店。

薪の火にて焙煎されるその手法も、イタリアの伝統を支えています。

ファストフードに対して唱えられた考え方で、その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動「スローフード」を大切にしつつ、
オーガニックやフェアトレードにこだわったコーヒーを提供するカフェでもあります。

使用している品種は、南米から直輸入したアラビカ種100%のブレンド。

コーヒー愛好家であれば、ぜひいただいてほしい一杯を提供してくれます。

ローマで美味しいコーヒーといえば、まず名前が上がるこちらのお店。

今回はテーブル席でいただきましたが、実はこのスタイルは割高。

カウンターでいただくと少し安くいただけるので、疲れていなければ、カウンターがおすすめかもしれません。

この日はカプチーノスタイルでコーヒーをいただき、合わせてピスタチオクリームのクロワッサンとカンノーリというイタリアのシチリア島で発祥したお菓子をいただきました。

小麦粉でできた生地を筒状にして油で揚げ、リコッタチーズのクリームをたっぷりと詰めたイタリアの伝統お菓子、こちらもぜひ一度味わってみてください。

2. TONNARELLO

「トラステベレの中心に夢のレストランを作りたかった」そんな思いで誕生し、パスタが特に美味しいお店として愛され続けているお店です。

ちなみに、トラステベレは昔ながらの面影を今もなお残すローマの下町。

そんなローマの下町において、トンナネッリと呼ばれる断面が四角いパスタを得意とし、店名にも表れている、トッナレーロ。

提供スタイルも独特で、フライパンのまま出てくるのが名物スタイルとのことです。

人気の店舗なので、行列になっていることが多いのですが、テラス席含め、席の数は非常に多いので回転も良い印象。

ぜひ、諦めずに並んででも入店してみてください。

また、基本的に座席につくと水が提供されるのですが、こちらは有料。

どうやら、有料ではありますが、水をいただくこと自体もルールみたいなので、
お通しとして受け入れるようにしましょう。

まさに、郷に入っては郷に従えの元となった、"When in Rome, do as the Romans do"です。

さて、この日にいただいたのは、前菜として、生ハムと水牛モッツァレラ。

前菜といえどなかなかな量なので、シェアしながらいただくのがおすすめです。

加えていただいたのは、名物のカルボナーラ。

トンナネッリパスタを使った太麺が特徴で、カルボナーラソースと絡み合った食べ応えたっぷりなメニュー。

もはや食べ忘れると後悔するレベルなので、チェックを忘れないようにしてください。

3. GIOLITTI

日本でも有名なローマで一番美味しい!と評判の名門ジェラート店Giolitti。

日本で店舗数を増やしてきているので、少々希少感がない気がしていたのですが、
ローマでは1,2位を争うほどの人気店だとのことで、1日中多くのお客さんで賑わっています。

実際に訪れてみると日本の店舗とは全く異なる雰囲気で、
もはや同じだと判断するのは失礼なレベルでした。

味は間違いなく美味しく、トレビの泉からも徒歩でたどり着けるので立地も抜群!

ちなみに、注文スタイルが少し特殊で、まず、レジでお会計をしてからレシートを持って、カウンターへ持っていくスタイルなので、お間違いなきよう。

その上で、個人的に最も推したいのがコスパの良さ!

PICCOLIというSmallサイズで2種類のジェラートをいただけるのですが、3.5ユーロ。

およそ615円程度です。

この値段、日本のGiolottiでは、同じコーン(ダブル)で810円だということを考えると間違いなく安いことがわかります。

そもそも、訪れたタイミングが2024年5月の円安真っ只中だったので、
今であれば、為替レート的により割安になりそうです。

加えて、イタリアンスタイルとして、生クリームを無料でトッピングしてくれるので、見た目も味も魅力が倍増します。

4. Il Gabriello

ローマ中心部、スペイン広場にある名店。

イタリアのグルメ専門出版社Gambero Rosso(ガンベロロッソ)のRISTORANTI D'ITALIAに選出されるほどの実力派店舗です。

家族経営にて歴史を紡ぎ、今の店主は4代目。

30年以上の歴史があり、レストラン経営のグループとしてもどんどん規模を拡大しているとのこと。

今回の旅でも、イタリアの名物料理を全て美味しく、楽しめる場所として、
ディナーの場所に選ばせてもらいました。

まずは、グラスワインをオーダー。

あまりワインは詳しくないので、おまかせで注文したところ、
MESCITAという自然派ワインを提供いただきました。

続いては、お通しのパン。

イタリアのレストランでは、パンがお通しとして提供され、おかわり自由。

追加料金もないので、メインが食べられる程度にお腹を満たすのもよさそうです。

そして、まずは、イタリアンパスタの名物アマトリチャーナ。

イタリアの「アマトリーチェ」という町の名前が由来となっており、トマトをベースに、パンチェッタ、玉ねぎ、チーズを加えて煮つめて作られる逸品です。

ミートソーススパゲッティよりもさっぱりしているのも特徴で、パンチェッタの旨味とトマトの酸味が感じられてコクのある味わいを楽しめます。

続いては、イタリア産カルチョーフィ、通称アーティチョークと呼ばれる野菜。

デトックス効果も期待されていて、最近は美容や健康にいい食品として日本でも注目されている逸品です。

ここではローマ風の味付けでいただけるので、ぜひその魅力を堪能してください。

そしてメインは、フィレ肉。

こちらは、クリームとディジョンマスタードで作られたソースに青胡椒をトッピングした一品。

そのクリーミーさと、肉本来の旨味。

さらに青胡椒のアクセントに伴う塩気が絶妙に心地よい満足感たっぷりなメニューでした。

少しお値段はしますが、赤ワインを添えつつ、ぜひいただいてみてください。

5. Pompi Tiramisù

ローマの超人気ティラミスの名店「Pompi」。

1962年ジュリアーノ・ポンピ氏が設立したお店で、看板メニューのティラミスは、ポンピ氏が発明した大人気メニュー。

今回訪れたのは、どうやら2号店で、テイクアウト専門店。

スペイン広場からすぐにあるので、立地は特に抜群です。

コーヒーとココアを使用した 100% 職人技のクラシックな味わいで、すべて天然で厳選された素材が巧みに混合されています。

環境に優しく、持続可能で生分解性の象徴的な箱にて、提供されているとのことで、テイクアウトにも抜群です。

防腐剤やその他の添加物を使用していない点も魅力。

製造後すぐに、急速冷却プロセスが行われ保存性を担保。

室温に戻した後は冷蔵庫に保管し、2~3日は持つとのことですが。再冷凍はしないように注意書きがありました。

また、カフェ味のティラミスが苦手という方も大丈夫。

定番のカフェ入りティラミスと並んで大人気の苺ティラミスの他、ポンピ独自の開発センターで日々研究、産出されている新しいティラミスが常にラインナップされているようなので、気になるメニューからぜひ注文してみてほしいです。

6. Gran Caffe Rossi Martini

コロッセオ観光の日のモーニングでおすすめしたいのがこちらのカフェ。

ローマ帝国の中心部に位置し、窓際の席では店内からもコロッセオを眺めることができる抜群の立地のお店です。

カフェ・マティーニのオープンは1930年と大変歴史のあるお店で、ローマで最も古いレストランの一つだとも言われています。

1994年に、ロッシ家によって引き継がれ、今の店名に。

元々の建物を最大限活かしつつ、改装したようです。

そしてさらに、2023年にも改装。

当時と変わらず、料理は地中海料理を中心に、伝統的なローマ料理とグローバルなレシピを組み合わせて提供してくれています。

この日はモーニングで、まずはカプチーノを注文。

一杯5ユーロと妥当な料金だったように感じます。

加えていただいたのは、Toast Salmone。

こちらは、スモークサーモン、アボカド、クリームチーズをトーストでサンドした一品。

割と塩気が多めのメニューで、コーヒーと一緒にいただくとちょうど良さそう。

ただ、14ユーロは少し高く感じました。

もう一つはFrench Toast。こちらも同じく14ユーロでしたが、割と満足感は高め。

フレンチトーストに、塩キャラメルと、フルーツが添えられたメニュー。

盛り付けもこだわりを感じるメニューでした。

7. La Prezzemolina

こちらも同じくコロッセオ観光にておすすめなピザ屋さん。

量り売りでいただけるピザはコスパも抜群なお財布に優しいお店。

もちろん量にはよるものの、ご紹介しているサイズだと、2.5ユーロから3ユーロ程度で、ドリンクと同じくらいの値段でいただけるので、とても嬉しいです。

ピザの種類も非常に豊富。

マルゲリータが最も安く、そのほかは少し値段が上がるものの、多種多様なピザを少しずつ楽しむこともできるので、シェアしながら存分に楽しんでみてほしいです。

また、この日はいただかなかったものの、スップリという、ライスコロッケも美味しそうで気になりました。

余裕があれば、ぜひこちらも注文してみてください。

8. LATO 15

そして、コロッセオ周辺でジェラートのお店をご紹介。

100%自家製にて提供されるアイスクリームは確かな味わい。

ベーシックな味わいだけでなく、季節ごとの限定フレーバーもあるとのことで、
その季節ごとの特徴を活かした素材の利用も心がけているとのこと。

原材料は、オーガニックにこだわり、契約した生産者からの仕入れにも限定しているとのこと。

砂糖も天然の砂糖もしくは未精製の砂糖に限り使いつつ、乳糖も一部にのみ使っているとのことなので、

牛乳が苦手な方は、避けて注文することもできます。

そして、香料は一切不使用。

不使用でありながら、しっかり見た目も美しいです。

サイズは、2scoopのSmallで3ユーロ。

3scoopのMediumで4ユーロ、

4scoopのLargeで5ユーロになっていたので大きければ大きいほど基本的にはコスパ良し。

Extra Largeもありましたが、そちらは5Scoopで8ユーロだったのでその場合は、かえって最も割高になってしまうようでした。

トッピングも自由にしていただけそうなので、柔軟にお好みのジェラートをいただいてみてください。

9. Panella in テルミニ駅

さて、ローマでのグルメは、ここまで。

最後は、フィレンツェに向かう前の高速鉄道の駅、テルミニ駅にてドリンクを注文したカフェのご紹介です。

Panellaというベーカリーショップで、同じくテルミニ駅の近くにもカフェがあるようでした。

今回はドリンクをいただきましたが、パンなども魅力的だったので、一緒にいただいてみても良いかもしれません。

動画クリエイター

▽広告会社。エンジニア。世田谷で毎日在宅勤務。アラサー男の暮らし/▽カフェと美術館。日常が少し豊かになる場所を探して/▽Youtubeで、おすすめのお店紹介やVLOGを公開中/▽結婚式やイベント告知などのPR動画作成も随時対応中。

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