【ブルーボトルコーヒー徹底攻略!9選】日本の喫茶文化に影響を受けた逆輸入型カフェを深掘り!
2002年の創立以降、日本でも知名度が向上しファンも着実に増えているブルーボトルコーヒー。
どこの店舗も全く違った雰囲気になっていて、店舗ごとに設計事務所もさまざま。
それでいて、どの設計事務所も有名だからこそのこだわりっぷりが随一な極上空間は私が好きな理由でもあります。
スタバよりも高いのでは?というイメージをされる方も多いと思いますが、
コーヒー自体の味わいはもちろんのこと、
空間の上質さは間違いなくワンランク上。
コーヒーは焙煎所を国内に備えているということもあり、
新鮮な旨味を感じられます。
とはいえ、店舗の数も限られており、まだ訪れたことがない方も多いと思うので、ぜひこの機会に、参考にしてみてください。
過去のスターバックス特集はこちら。
また別の視点で楽しんでみてください。
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■動画で確認したい方はこちらから
1. Blue Bottle Coffee 豊洲パークカフェ
今や知名度も上がりカフェ好きの間でも話題に上がることが増えた、ブルーボトルコーヒー。
そんなブルーボトルコーヒーにまた新たな注目店舗が登場しました。
「自然豊かなアウトドア環境で美味しいコーヒーを楽しもう!」
をコンセプトに、
都心から程近く開放的な豊洲公園の中にある豊洲パークカフェ。
ブルーボトルコーヒーでは初めて建物からデザインしたお店です。
創業者であるジェームス・フリーマンが創業当時から大切に持ち続ける哲学「Everyone is welcome, we welcome everyone」にも通じる
「ボーダレス」というコンセプトを大事にし、豊洲公園と調和する形で、
2024年8月にオープンしました。
カフェのデザインは、これまで多くのブルーボトルコーヒー カフェを手がけてきたスキーマ建築計画 長坂常氏が担当。
豊かな自然を感じながら美味しいコーヒーを楽しんでほしい、と開放感に満ちた空間を実現。
たっぷりの光が差し込むガラス張りの壁面や、
公園らしさを感じられる煉瓦の床。
それらの風合いや色合いにより、カフェの中と外とが自然と調和。
そのボーダー薄れ、自然とつながっていくようにになっています。
広々としたテラス席は愛犬と一緒に時間を過ごしたり、
子どもたちが公園で遊ぶ姿を見ながらコーヒーを楽しめるように配慮。
テラス席に面したカウンターから注文や受け取りが、すぐにできるようにも工夫されています。
この日はブランチプレートのコンプレと、
ウィンターラテをオーダー。
陶器のお皿のブランチプレートには、
古代小麦と米粉をベースに焼き上げられたワッフルに、
香ばしく焼かれたベーコン、
塩とオリーブオイルで味付けされた季節のグリル野菜、
平飼いのゆで卵に
ソイクリームとビーツのフムスが添えられています。
そしてホリデーシーズンメニューのウィンターラテ。
ほのかな柑橘系のスパイシーさと
深みのある松の香りが特徴のジュニパーベリーをシロップにして
エスプレッソとミルクに絶妙にブレンドした華やかなラテでした。
<<ブランチプレート コンプレ>>
1,620円+税
<<Winter Latte>>
745円+税
営業時間: 8:00~19:00
定休日:不定休
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
有楽町線「豊洲駅」7番出口から徒歩3分
ゆりかもめ「豊洲駅」1B出口から徒歩2分
座席:64席(店内24席、半屋外40席 )
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
2. Blue Bottle Coffee みなとみらいカフェ
2020年9月に日本の店舗では初の
屋外シーティングを備えたカフェとして
横浜美術館の目の前にオープン
ガラス張りの開放的な空間と木材の柔らかさが調和した空間は
初のコラボとなった芦沢啓治建築設計事務所さんが
担当したとのことです。
カフェが位置するエリアを公園としてとらえ、
カフェはシンボルツリーとして、その木陰でゲストがゆったりと過ごすことができるような、
温かみのある空間を表現したとのことで、
まさに、美術館の向かいにあるもう一つの芸術を体現しているようです。
また、みなとみらいカフェでは、
ものづくりの町、新潟県燕市のメーカー「GLOCAL STANDARD PRODUCTS」の
”TSUBAME” シリーズとのコラボレートした琺瑯マグカップ「コーヒーキャンプマグ」と
「RevoMax」とコラボレートした炭酸の内圧を逃す仕組みを採用した「ブルーボトル ゴーボトル」を販売しているとのことで、
その辺りも注目です。
<<ホリデースパイスラテ>>
650円+税
営業時間:8:00−20:00
定休日:MARK IS みなとみらいに準ずる
3. Blue Bottle Coffee 白井屋カフェ
地方都市では初めての出店となるブルーボトルコーヒーの店舗。
群馬のコーヒーシーンに新たな旋風を巻き起こすべく誕生しました。
外から見てもブルーボトルらしさが伝わるよう、ドリップステーションを入り口正面に配置。
外からの光が差し込み、心地よく過ごせます。
前橋市内の歴史的な建物、また入居する白井屋ホテルでも使用されているレンガをキーマテリアルとして採用。
床の素材として使用することで、周りとの一体感を生み出しています。
メインのシーティングとしてカフェのセンターに設置された長丸型のソファは、みなとみらいカフェも手がける芦沢氏がデザイン。
カフェの中には前橋市在住のアーティストであり、白井屋ホテル内にも作品が展示されている白川昌生による前橋をテーマにした新作アートも設置されています。
営業時間:8:00−19:00
定休日:なし
4. Blue Bottle Coffee 銀座カフェ
Ginza SIXの地下2階にあり、
銀座駅と直結しているのも魅力的な、
ブルーボトルコーヒーの銀座カフェをご紹介。
磁器作家イイホシユミコ氏のReIRABOシリーズと、
コラボ制作したオリジナルの器で提供されるはここだけとのこと!
今回、コラボレートして制作されたカップとプレートは、
岐阜県の工房で職人が一つひとつ丁寧に作りあげたもの。
ドリンクでは、カフェラテやカプチーノがこのカップで提供されます。
また、白を基調にした店内は、ナチュラルな色合いの革やウッドを使ったインテリアで、上質な温かみのある雰囲気。
銀座散策の合間に、ほっとひと息つけるような空間になっています。
広々とした店内空間も魅力的でした。
この日は、コールドブリューをいただき、
スタイリッシュなグラスと一緒に、
視覚的にも楽しませていただきました。
<<Cold Brew>>
550円(税込)
営業時間:10:30-20:30
定休日:なし(ただし、GINZA SIXの営業に準ずる)
5. Blue Bottle Coffee 竹芝カフェ
2020年開業の東京ポートシティ竹芝にできた
普段使いにもおすすめなブルーボトルコーヒー。
同ビルはソフトバンクの新本社ということもあり、
ビルの中の近未来感も併せて楽しめます。
アトリエ系建築設計事務所である、
有限会社スキーマ建築計画がデザインしている空間は、
おしゃれかつ洗練された雰囲気。
天井が高く開放的なカフェには、
海と船から白い帆がたなびくヨットの甲板をイメージし、
実際にヨットの甲板に用いられる技工を使用して作られたシェアテーブルが。
他にも、外の庭や空をご覧いただけるように外向きに設置された1人掛けのソファなど、
ここならではの過ごし方ができるような空間づくりができるよう工夫されていました。
店舗の外も含めおしゃれなテラスがあるので、
テイクアウトで楽しむのもおすすめです。
<<Holiday Cardamon Latte>>
710円+税
<<ダブルチョコレートチップクッキー ペアリングセット>>
190円+税
営業時間:8:00-19:00
定休日:東京ポートシティ竹芝に準じる
6. Blue Bottle Coffee 新宿カフェ
ブルーボトル新宿カフェは、新宿駅に接続する商業施設NEWoManの1階にあります。
通り沿いに位置し、新宿駅東口から南口に抜け、高島屋に向かう通り沿いにあるので、テイクアウトして楽しむのにもおすすめな店舗です。
オーダーを待つ人、席につく人、レジに立つ人、そしてバリスタまで、それら主客の入り混じるフラットな関係を生み出したいと考えて設計されたこちらの店舗。
スキーマ建築計画が設計を担当しています。
まずはそれぞれの目線の高さを合わせ、さらに中央にリング型のカウンターを設け、その重なりが層になるように計画。
そして、その関係をリースライン内だけにとどめず、施設内及び屋外にまで波及させるように、家具を腰高まで抑えて存在感を縮小。
さらに床、天井の素材を共用部に合わせることで、リースラインを越えて施設全体に開かれたカフェ空間を実現し、外にフラットな関係を広げたそうです。
それによって、一際明るい広場にBLUE BOTTLE COFFEEのコーヒーカウンターが生まれたような工夫がなされています。
<<アメリカーノ シングルオリジン(コスタリカ)>>
HOT ¥594円(税込)/1杯
営業時間:
平日・土 8:00-21:00
日祝 8:00-20:30
定休日:無休
7. Blue Bottle Coffee 代官山カフェ
2023年10月にオープンした複合施設「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」の1階にあるブルーボトル。
入り口がちょうど通りに面しており、フォレストゲート代官山の玄関口としての機能もありそうです。
内装は、「NOT A HOTEL NASU」や「虎ノ門横丁」などを手掛けている人気建築設計事務所サポーズデザインオフィスによるデザインとのことで、空間自体も抜群。
最大の特徴は、カウンターゾーンが座席よりも一段高い場所に位置している点。
「起伏の多い代官山のコンテクストを意識して『丘』のイメージで設計した」とのことで、とても印象的なデザインです。
左官仕上げであたたかみのあるデザインのカウンターをよく見てみると、茶色のつぶつぶしたものが素材に織り込まれています。
実はこれは、ブルーボトルコーヒーで排出されたコーヒー抽出殻なのだそう。
代官山店のテーマの1つは、「循環するカフェ」ということで、本来廃棄されてしまうものをうまく活かす姿勢から、「循環」へのこだわりを感じます。
本日、注文した飲み物は、アイスノラ。
「NOLA」というのは、New Orleans,Louisiana (ニューオリンズ、ルイジアナ)の略称。
創業者が、ミルクドリンクの人気商品の1つであるアイスラテに代わるおいしいミルクコーヒーを創りたいという思いから生まれた、ブルーボトルコーヒーのオリジナルドリンクです。
そしてもう一つ注文したのは、代官山カフェ限定の「ブランチプレート サーモン」。
宮城県産の銀鮭を低温調理でミキュイ(半生の状態)に仕上げ、しっとりと柔らかい食感が楽しめます。
トップにはフレッシュハーブを添え、爽やかなアクセントをプラス。
同じ建物内に出店しているパン屋「Et Nunc(エトヌンク)」の香り豊かなパンも添えられており、施設内での循環も感じられる一品でした。
<<Brunch Plate(サーモン)>>
2,145円(税込)
<<アイスノラ>>
634円(税込)
営業時間:8:00-20:00
定休日:不定休
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:代官山駅から徒歩3分
座席:店内59席、屋外12席
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
8. Blue Bottle Coffee 清澄白河フラッグシップカフェ
2015年にサードウェーブコーヒーの火付け役として日本に初進出した、
ここ清澄白河店。
今では、都内の主要な駅はもちろん、日本全国多くの場所で目にするようになりました。
ただこの清澄白河の店舗は一味違います。
2019年に、「スペシャルティコーヒーをトレンドからカルチャーへ。」と掲げ、店舗を大幅リニューアル。
清澄白河フラッグシップカフェ』として生まれ変わりました。
ここ清澄白河の店舗は、フラッグシップカフェと銘打っているだけあって、
豆の原産地から抽出に至るまで各工程にこだわる"SEED TO CUP"を表現する、ブルーボトルコーヒーの中でも、
その季節に美味しさのピークを迎えるシングルオリジンコーヒーをメインに幅広くラインナップしている店舗です。
ブルーボトルコーヒー初となるフルサービスのおもてなしが提供されていることもあり、
ゆったりと贅沢に楽しめる空間にもなっていました。
また、併設されたトレーニングラボでは、
コーヒーに関する様々な内容のクラスを受けることができるようで、
コーヒー初心者から上級者まで何度訪れても楽しめるところも魅力です。
さらに、ここでしか味わえない限定フードメニューも特徴で、
この日にいただいた、
ホリデーシーズン限定のデザート
「ピスタチオバタークリームのワッフルプレート」など、
季節限定のメニューも用意されています。
<<ワッフルプレート(ピスタチオバタークリーム)>>
825円(税込)
<<カフェラテ>>
748円(税込)
営業時間:8:00-19:00
定休日:なし
9. Blue Bottle Coffee 渋谷カフェ
公園の中にあるブルーボトルコーヒーは世界初!
焙煎後の鮮度にこだわったとっておきの一杯でリラックスタイムを。
ここは本当に渋谷なのかと疑うほど静かで、
緑に囲まれた北谷公園のなか。
木の装飾と大きなガラス窓が特徴的な
2階建ての建物が、
2021年4月にオープンした
ブルーボトルコーヒー渋谷カフェです。
建物の周りには
おしゃれなベンチもバランスよく並んでいて、
天気の良い日には外でゆっくりと
カフェタイムを愉しむこともできます。
お店の中は、
白い壁と大きなガラス窓に木のテーブル、
というシンプルなインテリア。
ざわついた日常にすっと余白が生まれるような空間です。
丸テーブルやカウンターやゆったりできるソファー席もあって
用途に合わせて自由に場所を選ぶことができます。
この日は朝時間に人気の「ブランチプレートコンプレ」をオーダー。
ワンプレートに季節のグリル野菜を塩とオリーブで味づけしたもの、
平飼い卵のゆで卵、カリカリベーコンの横に
古代小麦と米粉をベースとした
ふんわりとした甘みと香ばしい香りを感じられる
お食事にもぴったりのワッフルがのっています。
一緒に注文したアイスカフェラテは、
ミルクの柔らかさとコーヒーのコク、
そしてわずかな酸味が楽しめる一杯でした。
<<ブランチプレートコンプレ>>
1,620円+税
<<Ice Cafe Latte>>
598円+税
営業時間:8:00~20:00
定休日:なし
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
JR渋谷駅より徒歩7分
座席:55席
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎