2022年3月19日、土浦市東城寺に新しい宿泊施設「グランピングヒルズ アウラテラス茨城」（以降アウラテラス茨城）がオープンしました。ひと足先に宿泊体験をしてきましたのでその様子を宿泊施設編、食事・付帯施設編の2本立てでご紹介します。1本目は5種類あるグランピング＆コテージ施設のレビューです。

満天の星や山間の緑…大自然を満喫できるフォレストリゾート

土浦駅から車で約30分。土浦北インターチェンジからは約13分。筑波山からつながる山地の一角、796年創建という歴史ある古寺の東城寺の裏手にアウラテラス茨城の敷地が広がっています。写真の手前にある建物がフロントを兼ねた管理棟。こちらでチェックインの手続きを済ませて、宿泊するお部屋の鍵を受け取ります。

丘の上に点在するお部屋までは歩くとなかなかの距離。アウラテラス茨城ではランドカーを所有していて、スタッフさんが送り迎えをしてくれます。小さいながらになかなかの馬力。荷物もランドカーの後ろに備えたカゴに積んで運んでくれるのでとっても楽ちんです。

ワンちゃんと一緒に泊まれる部屋や焚火ができる部屋も！

土浦市としては初となるグランピング施設。グランピングとは、「グラマラス」と「キャンピング」を略した造語で、世界的に注目を集めている新しいアウトドアのスタイルで、キャンプやBBQ道具など、アウトドアグッズを持っていなくても気軽にキャンプ気分が楽しめるのが魅力です。

ホテルのように設備やアメニティが整った部屋で快適に過ごせるのもグランピング施設の特徴のひとつ。アウラテラス茨城には、特色の異なる5種類のグランピング施設があり、したいこと、シチュエーションに合わせて部屋を選択できます。

【部屋タイプ①】スタンダードドーム（3棟）

直径7ｍのドーム型テントが素敵なグランピング施設です。

テントの一部が透明で広い窓のようになっていて、美しい山の稜線の眺めを独占することができます。緑が深くなる春から夏にかけてはさらに印象的な景色を望めそうです。

部屋にはベッドの他に、冷暖房やソファーも完備されています。

【部屋タイプ②】プレミアムテラスドーム（1棟）

アウラテラス茨城で最もラグジュアリーなお部屋タイプがプレミアムテラスドームです。広々としたウッドデッキテラスがあり、テラスではチェアに腰かけて自然の息吹を肌で感じることも。

また、プレミアムテラスドームは15棟ある施設の中で唯一部屋に完備されたテラスで焚火をすることもできます。ぱちぱちと薪が燃える音をBGMに森林浴を楽しんだり、火のゆらめきを眺めて癒やされたり。とっておきの休日を過ごすことができます。

部屋の造りは先に紹介したスタンダードドームと似ていますが、ベッドが4台備わっているのでご家族やグループでの利用にぴったりです。

【部屋タイプ③】オリジナルテントコテージ（5棟）

オリジナルテントコテージは、心地よいそよ風を取り込む白いテントが特徴的でこのテントの造りは日本初だそう。

寝室は4ベッドタイプのほかに2ベッドタイプもあります。

ログハウス風の造りで落ち着けます。

【部屋タイプ④】スクエアコテージ（4棟）

黒い外観がスタイリッシュなコテージタイプの施設は、2階建てのようではありますが、実は2層吹き抜けの1階建て造り。他のお部屋タイプと同様に寝室と食事をするリビングで部屋がセパレートされています。

天井の高いお部屋は海外のリゾートホテルを思わせる開放感が漂っています。

【部屋タイプ⑤】コクーンテント（2棟）

コクーンテントは、家族の一員であるワンちゃんと一緒に泊まることのできるお部屋です。

コクーンテントの大きな特徴は、広いドッグランスペースを備えていること。ほかのお客さまやワンちゃんを気にすることなくのびのびと走り回れるのが魅力です。

芝を植えたばかりなので現在はまだ緑のイメージが湧きにくいですが、あと1～2か月もすると緑豊かなドッグランスペースに。

英語で「繭（まゆ）」を意味するコクーンの名が付いた部屋は、その名の通り繭のように丸みを帯びたシルエットが印象的です。テントの中で過ごすような気分を味わえるのもコクーンテントならでは。

部屋の中にはベッドやソファ－のほか、ケージも備えられていてワンちゃんも一緒に過ごすことができます。

この記事では、5種類あるアウラテラス茨城の宿泊施設をご紹介しました。アウラテラス茨城で楽しめるアクティビティや1泊2食付プランの食事の一例なども、宿泊レポート②の記事にて詳しく紹介しますので合わせてご覧くださいませ！