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【ゴルフ】パター選びで大切なポイントは構えた時のカオ

野洲明ゴルフ活動家

パター選び

ゴルフショップのパターコーナーには多くの種類のパターが並んでいるが、何を基準にパターを選べばよいか分からないゴルファーは多いのではないだろうか。

パターも、アイアンやドライバーと同様に、長さや重さ、ライ角などが各モデルで異なる。パターにも2~4度のロフト角がある。

また、ヘッドの底面を自分の方に向けて、平らな台にパター(シャフト)を置いた時、フェースが真左(トゥが真下)を向くと重心角度0度で、真上を向くと重心角90度(フェースバランス)となる。重心角が90度に近づくほど、フェースの向きを開閉せずにストロークしやすいとされていたりする。

しかし、こういったスペックや特性以上に、構えた時のカオや打感がどうか、という点が大切だ。

ピン型
ピン型

マレット型
マレット型

ネオマレット型
ネオマレット型

構えた時の見た目が大切

もっとも重要なのは構えた時の見た目、カオが良く見えるかどうかだ。しっくりくるか、目標に対してスクエアにか構えやすいか、などを大切にすることが自分に合うパターを見つけるためのポイントになる。

感覚に響くものを選ぶ

打感も含め、より感覚に響くものを選ぶとよい。ショップでパットの測定をして、数値的に合うパターを知ることも重要だが、優先させるべきは、カオや打感だ。

ツアーではパットの名手はあまりパターを変えない。これは感覚的な部分によるものが大きい。多少の調子の波はあっても、感覚的に安心感があるからこそ、アドレスが安定し、不安がなくストロークできるので、リズミカルにテンポよく再現性が高いストロークが可能なのだ。

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ゴルフ活動家

スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとに、論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。ラジオドラマ脚本執筆歴もあり。

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