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【新宿区】自家焙煎コーヒーと手作りスイーツでまた頑張れる。早稲田駅前でご褒美を|アンモナイトコーヒー

嵐山ゆりかライター(東京都新宿区)

東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩30秒。
スタイリッシュな看板が目を引くコーヒーショップが「アンモナイトコーヒーマーケット早稲田店」です。

お店の外観

早稲田通り沿いに建つお店は入口全面がガラス張りなので、店内の雰囲気の良さが伝わってきます。

店舗外観
店舗外観

お店の入口にある看板に、写真つきでスイーツが紹介されていました。おいしそうな写真に期待が高まります。

ラテアートとスイーツが紹介された立て看板
ラテアートとスイーツが紹介された立て看板

店内のようす

ショーケースには自家焙煎のコーヒー豆

店舗に入ってすぐ左側のショーケースには、多くの種類のコーヒー豆が陳列されていました。これらは、すべてアンモナイトコーヒーマーケット本郷店で焙煎されたコーヒー豆です。

ショーケース内のコーヒー豆(この日は12種類)
ショーケース内のコーヒー豆(この日は12種類)

たくさんの種類があると、どのコーヒーを選べばよいのか悩んでしまいそうですが、そんな時はスタッフさんに相談することができます。早稲田店スタッフの皆さんは全ての種類のコーヒーを実際に飲まれているので、体験に基づいた提案をしてもらえます。
実際に私が相談すると、好みに合わせた豆をおすすめしてもらえました。

コーヒー試飲コーナー

ショーケースの左には、試飲ができるコーナーもあります。こちらで少し飲んでみて、気に入ったものをオーダーするのも良いですね。

試飲コーナー
試飲コーナー

コーヒー豆のチャート表も

コーヒー豆のショーケースの左上には、豆の味を表にしたものが掲示されています。縦軸が香りの種類、横軸が炒り加減を表しています。自分好みの味を探すのに、目安があるのはありがたいですね。

豆の個性がわかりやすいチャート。酸味のあるものが左側、コクが深まるのが右側で示されています。
豆の個性がわかりやすいチャート。酸味のあるものが左側、コクが深まるのが右側で示されています。

この日は、上の表の黄色いカードにある「コロンビア」を、ハンドドリップで淹れていただくことにしました。

実食!あんバターサンドとハンドドリップコーヒー

丁寧に淹れられたハンドドリップコーヒーと、あんバターサンドを店内でいただきます。

バルミューダのトースターで温められたパンは芯まで熱が入り、こし餡の上に乗せられたバターがゆっくりと溶けてきます。

あんバターサンド(550円)とハンドドリップコーヒー(540円)
あんバターサンド(550円)とハンドドリップコーヒー(540円)

口に含むと、餡の甘さと一緒に、中に塗られたバターもジュワっと広がりました。わずかな塩味と、甘さと脂質のコラボレーション……脂質の背徳感を感じつつも、美味しいと思う気持ちを止められません!

まん丸のあんボールが可愛らしい
まん丸のあんボールが可愛らしい

本能的に美味しいと感じるスイーツ、そして香り高いコーヒー。冬の冷えた身体がほっとほぐれました。

店舗スタッフでスイーツレシピ開発

どうしてこんなに美味しいのか、店主の石井さんにお話を伺うことができました。

__期待以上においしいスイーツでした。

石井さん:店舗で提供されるスイーツは、全てスタッフが考案したものです。スコーンやマフィンもおすすめで、これらは製菓が得意なスタッフがオリジナルレシピを開発しました。コーヒーと一緒に楽しんでもらえる商品をご提供するために、スタッフで試食を繰り返し、皆が納得したものを作っています。

__素材の良さも伝わってきました。

石井さん:「あんバターサンド」のこし餡は、「木下製餡」のものを使用しています。あんバターサンドを作ることが先に決まっていたのですが、実は私はあんこが苦手で。でも木下製餡さんの餡は、あんこが苦手な自分ともう一人のスタッフも美味しいと感じました。
バターは、北海道で安全と高品質にこだわりのある「よつ葉乳業」のものを使っています。パンは「東洋製パン」の塩パンを、あんバターサンド用に焼いてもらっています。

なぜ、アンモナイトがコーヒー店に?

店舗内には、入口の右側奥に、小さなテーブルと椅子が6席分あります。そこには存在感ばっちりの、大きなアンモナイトのオブジェが飾られていました。

迫力のアンモナイトのオブジェ!
迫力のアンモナイトのオブジェ!

座席に座って見上げるアンモナイト。直径は50cm以上あるでしょうか。これは本物ではなくアート作品です。不思議な魅力を醸し出していて、コーヒーを待つ間、思わず見つめてしまいました。

不思議と、空間にしっくりと馴染んでいるオブジェ。
不思議と、空間にしっくりと馴染んでいるオブジェ。

アンモナイトコーヒーマーケットのオーナーは、本郷で人気の「自家焙煎珈琲みじんこ」も経営されています。「みじんこ」はコーヒーとホットケーキでも有名なお店です。

自家焙煎のコーヒーをより身近に、気軽にお客様に楽しんでいただきたいという想いから、新しいブランドでお店を展開するため「アンモナイトコーヒーマーケット」が誕生しました。

なぜアンモナイトかというと、オーナーが微生物のミジンコの丸い形がお好みで、ミジンコが発展した形をイメージしていく中で、アンモナイトにたどり着いたそうです。

ご褒美のひと時を

自家焙煎の多種多様なコーヒーと、丁寧につくられたスイーツ。頑張った自分を癒す時間にぴったりでした。
席数は少ないものの、テイクアウトも可能です。
極上のブレイクタイムを過ごしたいとき、また来たくなるお店です。

お店の情報

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アンモナイトコーヒーマーケット早稲田店
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住所|東京都新宿区馬場下町61‐1 ライブカーサ早稲田1F
電話番号|03‐6882‐1563
定 休 日 |無(年末年始と臨時休業は有)
営業時間|〈月~金〉9:30~19:30
     〈土日祝〉10:00~19:00
HP|アンモナイトコーヒーマーケット早稲田店
SNS|Instagram

ライター(東京都新宿区)

新宿区在住15年。華やかな繁華街のイメージだけではない、暮らす街としても魅力的な新宿をお伝えいたします。2024年1月・7月Yahoo!ニュース地域クリエイターMVA受賞。

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