Yahoo!ニュース

世界経済は1年以内に不況に陥る確率100%/債務残高(GDP比)1位の日本 円崩壊までに残された時間

花輪陽子シンガポール在住FP(CFPⓇ・1級FP 技能士)
(提供:イメージマート)

こんにちは。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。

10/20に飲食チェーン大手のワタミ(株)(TSR企業コード:350488649、大田区、東証プライム)の渡邉美樹・代表取締役がシンガポールを訪問し、世界三大投資家のジム・ロジャーズ氏と為替の行方や日本の未来についてシンガポールでの対談をとりもちました。

その記事が掲載されていますのでよろしければ御覧ください。私も東洋経済オンライン等で執筆予定です。

経営者目線 ジム・ロジャーズに質問「日本はいつ破綻する?」 ワタミの鰻と抹茶パフェを完食

ジム・ロジャーズ氏は「国債の格付け低下とイギリスのようなマーケットからの懲罰の両方が起きるのは紛れのない事実で、財政ファイナンスでイギリスのように市場が荒れて、格付けも下がるというのは不可避」だと述べていました。

彼以外の金融関係者の間でも日本国債の格付けや円の信認の低下を懸念している人が多く、日本円は世界経済の火種にもなりかねないと心配をしています。もちろんその他にもクレディ・スイスなどいくつか他の要素もあります。

特に政府が打ち出した電気代の補助などの29兆円の総合経済対策は愚策で、また借金を積み上げる形となり、日本のマクロ状況を悪化させ、さらなる円安を誘導するように感じます。

財源は日銀の財政ファイナンスで、これを継続し続ければ日銀以外、日本国債の引き受け手はいなくなってしまうでしょう。

他の国は現在のインフレや金利上昇の痛みに耐えており、将来の成長余地を残していますが、日本はつけを将来に先送りしています。

シンガポールでも来年、再来年と消費税が上がる予定です。コロナで膨らんだ支出の帳尻を合わせる必要があるからです。

巻末で日本円の価値が希薄化される中で私達はどのように生き抜けばよいかメルマガ読者限定で解説します。

世界経済は100%の確率で1年以内に不況に陥る

新しいブルームバーグ エコノミクスモデルの予測では、今後12か月以内に米国が景気後退に陥る可能性が100%ということです。

https://www.cbtnews.com/bloomberg-economists-forecast-100-chance-of-us-recession-in-the-next-year/#:~:text=New%20Bloomberg%20Economics%20model%20projections,an%20economic%20downturn%20by%202023.

この記事は有料です。
アジア富裕層から学ぶお金が貯まる習慣のバックナンバーをお申し込みください。

アジア富裕層から学ぶお金が貯まる習慣のバックナンバー 2022年11月

税込660(記事2本)

※すでに購入済みの方はログインしてください。

購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
シンガポール在住FP(CFPⓇ・1級FP 技能士)

外資系投資銀行を経て、スイスのファミリーオフィスでウェルスマネジメントに従事。日本人の海外移住や資産運用、海外富裕層の日本移住のサポートも。著書に『世界標準の資産の増やし方』(東洋経済新報社)、世界三大投資家のジム・ロジャーズ氏の翻訳書を多数出版、『ホンマでっか⁈TV』等TV出演多数 お仕事の依頼は fp@yokohanawa.com へお願いします。花輪陽子のシンガポール富裕層の教え https://www.mag2.com/m/0001687882.html 花輪陽子のnote https://note.com/yokohanawa 

花輪陽子の最近の記事