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【横須賀市】ジブリ展は6/18平日空きあり!生きづらい心にヒントを与えてくれる!あなたの心に響く言葉

うみのとなり地域クリエイター(横須賀市)

横須賀の楽しい情報を発信!うみちゃんです。

2024年3月20日(水・祝)に開幕した「鈴木敏夫をジブリ展」【神奈川展】が来週6月18日に閉幕します。

約3ヶ月にわたるジブリ展には約15万人以上が訪れています。

スタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫氏の生い立ちから、これまでに出会った多くの映画作品、書籍を通した時代背景のほか、ジブリ作品の歴史や制作の裏側まで貴重な資料が展示されています。

ジブリ作品に登場するキャラクターによる楽しい仕掛けも来場者を魅了しています。

セレモニーには出席できなかった鈴木敏夫氏も、後日、横須賀美術館を訪れ、サインを残しました。

チケットを販売するローチケを確認すると、17日、18日に余裕がありますよ。

筆者が見たジブリ展

実は子どもの頃はジブリ作品が苦手でした。『火垂るの墓』のようにハッピーエンドでは終わらない映画を見て「なぜこんな悲しい物語なのだろう」と重い気持ちになったからです。

しかし、年齢も経験を重ね大人になった今、ジブリ作品が見る人の心に問いかけるものをひしひしと感じています。

会場を入ると、すぐに『千と千尋の神隠し』の千尋が迎えてくれます。

「千尋だーかわいい!」とウキウキで階段を降りると「神と獣の間に人間はいる」という書が展示されていました。

明るいかわいらしいイラストとは対照的なずしんと意味深な言葉のモノクロの展示は気になって仕方がありませんでした。

さらに進むと真っ暗な通路には赤い提灯が下げられています。来場者を歓迎しているようなオープニングの仕掛けに心が躍ります。

貴重な資料がテーマごとに展示されており、制作の裏側まで窺い知ることができます。

鈴木敏夫氏が読んでこられた8,800冊の書籍には圧巻です。絵本から小説など筆者が読んだことがある本もありました。

昔のテレビと書棚です。おじいちゃんの家がまさにこのような感じの雰囲気でした。

古い作品は懐かしいと楽しそうに手に取っていた来場者もいらっしゃいました。

大きな湯婆婆の口の中に手を入れておみくじを引くスポットもあります。

見る人をドキドキ・ワクワク、どんどん作品の世界に引き込むジブリ展の構成は、まさにジブリ作品そのもの。

お子さんから大人までどっぷりとジブリの世界に浸ることができます。

我々はどこから来たのか

筆者は入り口で見た「書」がずっと気になっていました。

一角に「我々はどこから来たのか」という展示を見つけました。

高畑勲氏や宮崎駿氏と出会ったことで歴史学・民俗学・人類学などの評論を読むことが増えたとのこと。

”鈴木敏夫氏が小説・漫画・映画を通じて関心を持ってきた日本の村社会、前近代の人々の実像『忘れられた日本人』(宮本常一 著)に描かれていたことから民俗学への探究が始まった”と書かれています。

紹介されている本を読んでみると、鈴木敏夫氏がジブリ作品を通じて表現したいこと、そして「投げかける問い」が少し分かったような気がします。

湯婆婆のおみくじの部屋に掲げられていた鈴木敏夫氏の長女、鈴木麻実子さんのエッセイです。

上品で優しく最期まで芯の強さを見せていた母方の祖母と、”鬼ばばあ”と思っていた対照的な性格の父方の祖母の思い出が書かれています。

対照的な二人の祖母を表すかのように、おみくじの湯婆婆も反対側は表情が違い、優しいですね。

「美しい部分も醜い部分もある。それが人間だよ。」と湯婆婆に言われているような気がしました。

あなた心に響く言葉は?

壁にはジブリ作品のセリフが描かれています。

天井からも、ジブリ作品を表現する言葉のシャワーが降り注いでいます。

この中にあなたの心に響く言葉があるかもしれません。

そして、きっと生きづらい心を優しく包んでくれることでしょう。

筆者が引いた、おみくじのメッセージは「生きてみたら。」

「live life to the fullest. 」充実した[悔いのない]人生を送る、精いっぱい生きる という意味です。

この言葉には実は続きがありました。

”神と獣の間に人間はいる。その人間の結合が『愛』だ”

「鈴木敏夫とジブリ展」【神奈川展】は18日(火)まで。

ぜひ何度でも足をお運びください。

屋台も18日まで

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★ジブリ展関係者様:横須賀で開催して下さり、有難うございました。お疲れ様でした。

(C)2022 Hayao Miyazaki / Toshio Suzuki (C)Toshio Suzuki (C)Studio Ghibli

「鈴木敏夫とジブリ展」【神奈川展】
2024年3月20日(水祝)~6月18日(火)
観覧時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
開催会場 横須賀美術館(横須賀市鴨居4-1)
公式HP(外部サイト)
【お問い合わせ】
横須賀市コールセンター
TEL:046-822-4000
(月~金曜日 8:00~18:00、土日・祝休日は8:00~16:00)

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地域クリエイター(横須賀市)

広報・営業・マーケティング歴約20年、ライター歴5年 「横須賀っていいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。 地元の人々の温かさと魅力を伝えたい! 月間MVA2023年7月、2024年7月受賞 取材希望の方はSNSからお気軽にDMくださいね。

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