【3Dプリンター】TPUフィラメントで作ったガスケットやパッキンの耐油性をテストしてみた結果
「ガソリン浸け実験」:耐油性を見せてもらおうか!
3Dプリンターを勉強中の筆者。今回はTPUフィラメントを使って、ガスケットやパッキンの試作品を作ってみました。
でも、カタチができてもバイク用のパッキンやガスケットとして使うには耐油性は欠かせません。特に「ガソリン」に耐えられるかどうかが一番のポイントです。
TPUフィラメントの特性として「耐油性がある」との情報を見つけたものの、実際にガソリンに耐えられるのかは未知数。ということで、意地悪なテストに挑戦してみました。以下、実験の詳細です!
実験準備
容器にパーツを投入:TPU製ガスケットを容器にセット。
ガソリンを注ぐ:容器にガソリンを投入し、完全にパーツが浸かるようにしました。
「すぐに溶けるかも」
細いOリングとかすぐに溶けそうな不安にかられつつも、これは実験を腹をくくります。
さて、しばし放置してみましょうか!!
期待と不安が交錯しますが、一晩放置し、どんな変化があるかをチェックすることに。
翌朝の結果発表!
ドキドキしながら容器のフタを開けると
なんと……「溶けてない!」 です!
外観:見た目には変化なし!
厚さ0.5ミリのパイプも生きてるし!
ほっそいOリングも無事でした~!!
サイズ変化:伸びたり縮んだりといった変形も見られません。
これはすごい!キャブレターのパッキンにも使えそうな耐久性を発揮しています。このTPU、耐油性に偽りはありませんでした~~!
すごいぞ、TPUフィラメント!!
耐油性はクリアしたので、これで使用用途がかなり広がりました。なんたって、形状は自由自在ですからね~
3Dプリント素材の可能性をさらに広げるため、これからもさまざまな実験を続けていきます!