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まだ年末大掃除をするつもり?大掃除が必要なくなる3つの工夫

田中ゆみこ整理収納アドバイザー/時短家事コーディネータ―

整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。年末まであと2か月ですね。年末と聞くと「大掃除」というワードを耳にしますが、日頃から家を綺麗にキープしていると、大掃除をする必要はありません。掃除は面倒なので、つい先延ばしにしてしまいがち…という方はこの際、年末大掃除をやめてみませんか?今回は、大掃除が必要なくなる工夫を3つご紹介します。

1.予防掃除を取り入れる

冷蔵庫の上は新聞紙でほこりを予防
冷蔵庫の上は新聞紙でほこりを予防

汚れやすく掃除がしにくいグリル用排水口やIHコンロ。冷蔵庫の天板上や、冷蔵庫の中は調味料などで汚れがつきやすく、大掃除で汚れを掃除する方も多いと思います。

汚れがちな冷蔵庫内はキッチンペーパーで汚れを予防。
汚れがちな冷蔵庫内はキッチンペーパーで汚れを予防。

汚れるとわかっている場所は、予防掃除がおすすめ!冷蔵庫の天板上や冷蔵庫内で汚れる場所は新聞紙やキッチンペーパーを敷くと、汚れがつきにくくなります。ホコリが溜まったり、汚れが目立ってきたら新聞紙やキッチンペーパーを取り替えるだけ。

撥水スプレーも効果的です
撥水スプレーも効果的です

また水回りはキレイに掃除をした後、撥水スプレーをすることで、汚れが溜まりにくくなり、掃除の時短にもつながります。ちょっとの工夫で掃除がラクになるので、ぜひ予防掃除を取り入れてみてくださいね。

2.水回りは「空間収納」で掃除をラクに

水回りは空間収納がおすすめ
水回りは空間収納がおすすめ

掃除を放っておくと、すぐにカビや水垢がつきやすい水回り。洗面所やキッチン周りは「空間収納」がおすすめです。水回りの汚れは溜めると、落とすのが大変!吊るす収納にすることで、掃除をする時にモノを別の場所に移動させる必要がないので、時短家事にもつながり、掃除が断然ラクになりますよ。

浴室内も空間収納で汚れを最小におさえます
浴室内も空間収納で汚れを最小におさえます

日頃の掃除ができていれば年末の大掃除に力を入れなくても済みます。空間収納には「吊るす収納」「マグネット収納」など様々な方法がありますので、ぜひ、皆さんの暮らしにあった「空間収納」を取り入れてみてくださいね。

3.本当に必要なモノだけを持つ

浴室のフタ手放したら余計な掃除がなくなりました。
浴室のフタ手放したら余計な掃除がなくなりました。

例えば、浴室にあるのがあたり前と思っていた造りつけの棚や排水溝のフタ。実はないほうが掃除の手間が省け、時短にもつながることをご存じですか?必要であれば、もちろんそのまま使ってよいですが、もし使っていないのであれば、「外す」ことも一つの方法です。

フタは汚れを見えなくするというメリットがある反面、放っておくと汚れが溜まり、掃除するのにも手間がかかるというデメリットがあります。筆者宅では、浴室の棚を外し、排水溝の蓋も取ることで、掃除がグッとラクになりました。

「汚れは見える化」でちょこちょこ掃除をするように
「汚れは見える化」でちょこちょこ掃除をするように

浴室だけではなく、キッチンも同様です。三角コーナーや洗い桶。あれば便利ですが、なくても大丈夫だったりします。モノの持ち方に正解はありません。掃除をきっかけにモノの持ち方を見直してみませんか?掃除用具も含め、本当に必要なものだけ持つと暮らしにゆとりがうまれますよ。

さいごに

大掃除が必要なくなる3つの工夫を3つお伝えしましたが、いかがでしたか?日頃から「掃除がラクになる仕組み」をつくっておけば、ちょっとした隙間時間でちょこちょこ掃除ができ、その積み重ねで汚れが溜まることが少なくなり、結果、大掃除をする必要がなくなります。
年末大掃除を手放すためにも、ぜひ、暮らしの中にとりいれてくださいね。

整理収納アドバイザー/時短家事コーディネータ―

無印良品やニトリ・100均が好きな、2人の男の子ママ。家族の笑顔を増やしたい!をモットーに暮らしのハードルを下げた「整理収納・時短家事」をご提案しています。オンラインお片づけサポートや講演を中心に活動。テレビ、雑誌などメディア出演多数。Instagramでは誰でも真似できるお役立ち情報を発信。著書『子どもが片づけ上手になる魔法の言葉』

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