【大阪・十三】自称フランス菓子オタクのシェフが手がけるフランス伝統菓子が絶品!
阪急十三駅から徒歩10分、大通りからも商店街からも外れた住宅エリアにある「Pâtisserie Touchez du bois(パティスリー トゥシェドゥボワ)」。
近隣の住民でない限り、通りがかることはない場所にありますが、お客さんが絶えません。
オーナーパティシエの狩野智さんは、神奈川県「一夜城yoroizuka farm」のオープニングスタッフとして勤務し、大阪梅田にあるハービスエント最上階にある「XEX WEST」でシェフパティシエに。2017年に独立して同店を立ち上げました。
近年は阪急百貨店うめだ本店ほか、百貨店へたびたび出店していますが、人気の兆しはオープン当初から。最初、ここは焼き菓子をネット販売するための厨房でした。ですが対面販売して欲しいという声が高まり、開業から1年経たないうちに実店舗としてリニューアルオープンしました。
店名の「トゥシェドゥボワ」はフランス語で「木に触れる」という意味で、フランスでは幸運をもたらすという意味合いがあるそう。「自分たちのお菓子を通して、お客様にいいことがありますように」という気持ちを込めて、名付けたと言います。
自称・フランス菓子オタクの狩野さん。ショーケースには常時8種ほどのフランスの地方伝統菓子が並びます。今回購入した1つめは、クルスタッドオポム。アップルパイの南フランス版だそう。
ソテーしたリンゴとアーモンドクリームをパータフィロという極薄生地で包んでいます。この極薄生地が不思議で、こんなに薄いのに割れた欠片を食べただけでもとっても香ばしい。アーモンドクリームはかなりしっとりしていて濃厚、リンゴの爽やかさもしっかり感じられ、この三位一体がおいしいのは言わずもがな。
大好きなカヌレも購入。最近よく見かけるひと口サイズのカヌレとは違い、こちらは大きめ。とういか、これがスタンダードなサイズだそう。サイズ比較のためにフォークを添えましたが、手で持ってかぶりつくのをおすすめします。
いわゆる「外はカリッ、中はしっとり」なカヌレですが、こちらのカヌレは「外はカリッカリ、中はじっとり」という印象。外側はそんなに分厚くないのに、薄焼きのキャラメルみたいに、かなりカリッカリ。中はジューシーで、ラム酒がしっかり香ります。
プチギフトにおすすめの個包装の焼き菓子もたくさんあります。
長くなってしまったので、生菓子の紹介はまた明日。良かったら、そちらも合わせてご覧ください。
★Pâtisserie Touchez du bois(パティスリー トゥシェドゥボワ)
住所/大阪市淀川区十三元今里2-21-3-105
営業時間/11:00~18:00
定休日/月曜、不定休
オンラインショップ/https://patisserietouchezdubois.shop/
お店のInstagram/https://www.instagram.com/patisserie_touchez_du_bois/
※メニューや価格、営業時間などは取材時のものです。