北陸などの山沿いで大雪予想

スキー場では深刻な雪不足が続いています。

そんな雪不足のゲレンデにようやく恵みの雪がやってきそうです。

タイトル画像にもある通り、あす２７日（金）は低気圧が発達しながら日本の東海上へ抜け、典型的な強い冬型の気圧配置となるでしょう。

比較的強い寒気も流れ込むため、北日本から東日本の山沿いを中心に、日本海側では雪となりそうです。

あす正午の雨や雪の予想をみると、東北から関東甲信、北陸の山沿いでは、１時間に５センチ程度の強い雪をあらわす紫色（大雪）の地域も予想されており、雪不足のゲレンデには待ちに待った雪、待望の雪ということになるでしょう。

ただ全国的に北寄りの風が強く吹くため、雪の降る所では、吹雪となるおそれがあります。東北や北陸には、暴風や高波などに関する情報も出されており、最大瞬間風速は３０メートル以上に達する所もありそうです。

晴れる関東など太平洋側でも、かなり強い北風が吹き荒れますので、交通機関の乱れなどに注意が必要です。

山沿いで５０センチ以上の降雪も

コンピュータの予想では、２７日（金）の２４時間降雪量が群馬、新潟、長野などの山沿い（標高５００メートル以上）で、５０センチ以上に達する所もある予想です。

群馬、長野、栃木には大雪に関する情報も出されました。

深刻な雪不足の続いているスキー場でも、この雪をきっかけにオープンできる所が増えるだろうと思われます。

しかしながら標高が低いスキー場や中国地方などでは多くの雪は期待できずに、今回も空振りに終わってしまう可能性があります。

あす以降も、スキー場へお出かけの方は、ゲレンデ情報のこまめなチェックが必要でしょう。