Appleサイト、新製品よりも、エリザベス女王へ追悼の意
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kandatoshiaki/00314331/title-1662704459368.jpeg?exp=10800)
![出典:Apple.com](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kandatoshiaki/00314331/image-1662704726020.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
KNNポール神田です。
iPhone14シリーズの予約が本日、2022年9月9日(金)21:00 からはじまるので、価格などのサイトがウェイティングモードになっていたが…。
突然、Apple.com のトップページが、エリザベス女王のポートレートとなった。
![出典:Apple.com](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kandatoshiaki/00314331/image-1662705011534.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
のサイトは 『追悼 英女王』の表記がなされている…。
![出典:Apple.com](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kandatoshiaki/00314331/image-1662704906949.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
Queen Elizabeth II(1952年2月26日、Dorothy Wilding撮影)
National Portrait Gallery, London
とっても素敵なポートレートで、しばし、iPhone14らの価格よりも、彼女に想いを馳せる時間が訪れた。
■違和感がないのは、ThinkDifferent.キャンペーンの偉人のポートレートがあったから
普通、米国の企業のサイトが突然、エリザベス女王のトップページになったら…追悼の意は理解できるが、違和感があるだろう。それが、Appleのサイトでなぜか違和感がないのは、長年、ThinkDifferent.キャンペーンの偉人のポートレートを見続けてきたからであろう…。
英国のNHKに値するBBCでもこんなページだ。
![出典:BBC.com](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kandatoshiaki/00314331/image-1662705376613.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
■Think Different.キャンペーンとは…?
Appleは20年前に、Think Different.キャンペーンで偉大な功績を残したクレイジーな人たちを称賛するキャンペーンで、人とちがったことを成し遂げた人を、自社を鼓舞するキャンペーンとして展開をはじめた…。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Think_different
![出典:Apple.com](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kandatoshiaki/00314331/image-1662705997975.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
![出典:Apple.com](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kandatoshiaki/00314331/image-1662706059039.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
■一番重要な新製品発表、翌日の注文開始、に他国の国家元首を追悼できる企業の姿勢
それは、Appleの創始者のスティーブ・ジョブズの思想が、単にマシンを売るだけの会社ではなかったからだろう。
企業の文化価値創造としても、なんの為に自社が存在するのか?を問い正せる機会でもある。
営業の数字を求めるよりも、追悼の悲しみによりそうほうが、結果としてのグッドウィルを勝ち取ることができる。
仰々しい国葬でなくても、誰もができる追悼の方法はたくさんありそうだ。