上相野にある「相野あじさい園」が6月8日（土）から開園しています。相野あじさい園は「しい茸ランドかさや」の敷地内にあります。

「しい茸ランドかさや」は、その名前の通り、1年中しい茸狩りとバーベキューを楽しむことができるレジャー施設です。さらに、いちご狩り、カブト虫狩り、芋掘りや黒豆など季節ごとに旬の物が体験できます。まさに食と自然のテーマパークとなっています。

6月から7月上旬は、様々なあじさいが鑑賞できる「相野あじさい園」が開園しています。あじさい園は全国から優良品種を集め、1985年に開園し現在は100種20000株のあじさいが咲いています。

そんな「相野あじさい園」に子供と一緒に訪れました。「しい茸ランドかさや」の入り口は大きなパンダが目印です。

あじさい園へは駐車場から坂を登って行くと案内看板が立っています。

さらに坂を登り奥へと進むと受付があります。

今回は園内を、しい茸ランドかさや　代表取締役社長　中西孝之さんに案内していただきました。園内に入ってすぐ、目の前には見本園が広がっています。全国各地のあじさいを一同に観ることができます。

見本市を過ぎ、先へ進むとヤマアジサイが咲いているエリアとなります。

ヤマアジサイには早咲きと遅咲きのあじさいがあり、早咲きは6月上旬から6月下旬まで咲いており、入れ替わるように6月下旬から遅咲きのあじさいが咲き始めるそうです。取材に訪れた時は6月中旬で、早咲きのあじさいが咲いていました。こちらのあじさいは、これから開花するということです。

さらにあじさいは土壌によって花の色が変わるそうです。

酸性だと青色に、

アルカリだと赤色になります。

色の変化も楽しめるのがあじさいの良いところだと思います。

また花の大きさは水分量に左右されるそうで、今年は日照りの日が多く降雨量が少なかったため、少し小ぶりのあじさいだということです。

そんな中でも大きい花も咲いていました。

真ん中くらいまで進むと、今度は北欧の白いあじさいが咲いています。

こちらは「アナベル」

こちらは「カシワバアジサイ」

どちらのあじさいも、土壌に影響を受けることなく白い花が咲くそうです。こちらは早咲きの頃から咲き、遅咲きの時にも咲き続けるため長く楽しめるということです。

白いあじさいを通り過ぎると次はガクアジサイが咲いているエリアとなります。ヤマアジサイとはまた違って、かわいい感じのあじさいです。

さらに進むと珍しいあじさいなどが咲いているエリアとなります。中西さんに「こちらの『綾』というあじさいは珍しいあじさいですよ」と教えていただきました。

訪れた日は暑い日でしたが、園内は木陰となっており涼しく感じられました。普段、興味がないところでは歩いてくれない息子なのですが、園内ではずっと歩いてくれました。

園内を散策して戻ってくると、ちょうど冷たい飲み物が欲しくなります。入園券、イチゴシャーベット、ソフトドリンクがセットとなった「くつろぎセット」（大人税込800円、小人税込600円）もあるのでおすすめです。

今回は新発売のイチゴミルク（税込500円）を頂きました。

底にあるイチゴジャムと牛乳をストローでかき混ぜて頂きます。イチゴジャムはかさやで採れたイチゴを使って作られています。冷たくて、イチゴジャムがとても甘くて美味しいです。イチゴや甘い物が好きな方におすすめです。イチゴ大好きな息子は一気に飲み干していました。

プレミアム（税込700円）にしますと氷が冷凍イチゴになるそうです。気になる方はイチゴミルクだけを飲みに行くこともできます。あじさい園の受付で購入可能です。

受付の隣の「標本館」は「カブト虫狩り」のシーズン以外は無料で入ることができます。蝶を中心に昆虫の標本を多数見ることができます。

「カブト虫狩り」は7月15日（月・祝）から8月15日（木）に開催されます。すでに予約の受付は開始されおり、ホームページより予約ができます。今年はバーベキューとのセットプランのみとなっております。

あじさいは、これから満開の時期を迎えるそうです。開花予想はホームページに掲載されています。さらに詳しく知りたい方は電話でお問い合わせください。あじさいを観に行くだけでなく、ちょっとイチゴミルクを飲みに行くだけでも立ち寄ることができ、しい茸狩りやバーベキューもセットにして1日楽しむこともできる「しい茸ランドかさや」に遊びに行ってみてはいかがでしょうか？