買わなきゃ損!モモは「そばかす」を探して【農業女子が伝授】はずれ桃を買わない3つのポイント
夏が旬の果物がたくさん出回ってきました。その中でも、大人気の桃は各産地から出荷されています。品種がさまざまあり、特徴が異なることも多くて、美味しい桃を選ぶのはちょっと苦労します。キズがあるとすぐに腐ってしまうし、食べてみると甘さがイマイチだったり、本当に難しいのが現状です。そこで野菜ソムリエプロとして、美味しい桃の選び方を紹介します。箱買いするほど私も桃が大好きで、いままで20品種ほど食べてきました。品種によって若干えらぶ基準が変わってきますが、基本的な赤い桃をベースにお伝えします。
赤い桃を選ぶ最初の基準は、色
全体的に、きれいに色がついてることが一番です。ちょっと早めに収穫したものでも、まだ全体的には色ついていなくても、その赤い色の下地がクリーム色ならOKです。特に、軸周辺の果皮が黄緑色のものは注意が必要です。緑ぽい青みがあるものは未熟な状態なので、もし手元にそんな桃が来てしまったら、常温で数日置いて追熟してから食べてください。そういう意味でも、購入する前はぜひ軸まわりの色をチェックしてみてください。
真上から形をみて左右対称でふっくらしてるか
購入しようとする桃を真上から見てください。左右対称になっていて、ふっくら丸みをおびているか、さらに桃の割れ目(縫合線)が中央に入っているか、そこをチェックしてみてください。中央に入っていないものは、種が割れているものが多く、味がぼけているものに当たる確率が高いので、しっかり真ん中に割れ目があるものを選んでください。
一番重要なのが「そばかす」
桃はデリケートな果物なので、できるだけ触らずに購入してほしいのですが、一番のポイントは、これ!表皮に「そばかす」のような点々があるかどうかです。「そばかす」のような点々(果点)が出ているものは、甘味が強いといわれます。個体差はあるので、必ず甘味が強いという保証はありませんが、せっかくなら「そばかす」が多いほうを選んでみるのをおすすめします。まずはこの3点をチェックして購入してみてください。
※この記事には個人の見解を含みます。
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