【保育参観の裏側で行われていること】保育参観こそ本来の子どもの姿ではない!
こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
保育園では、保育参観というものがあります。みなさんは参加していますか?
わが子がどのように保育園で過ごしているのか、気になりますよね。”先生の話が聞けているか?” ”お友達と仲良くしているか?” などなど知りたい情報はたくさんあるでしょう。
限られた時間ですが、保育園での過ごし方を実際に見ることができるのでほとんどの保護者が参加しています。
3歳以上の幼児クラスでは、お父さんやお母さんが来てくれるのを朝から非常に楽しみにしています、乳児クラスでは、お父さんやお母さんの姿を見つけてしまうとどうしてもそばに行きたくなるので、覗き穴を作って見てもらう保育園もあります。
しかし保育士目線からすると「本来の子どもの姿を見てもらいたい」と思うことがあります、今回は保育士の複雑な思いや保育参観の裏側で実際に行われていることなどをお伝えします。
保育参観では先生の配置が違うこともある
保育園にもよりますし、園長先生の考え方にもよるのでさまざまですが、保育参観日だけは先生の人数を多めにして手厚くしている場合があります。
いつもと違う先生の姿や保護者の姿をみて、子どもは普段より大人しくなってしまったり、逆に元気になってしまったりと本来の子どもの姿ではないことがあります。
乳児クラスでは、保育士が朝からなんとなくソワソワしていると敏感に感じ取ってしまう子もいて、保護者を見つけてしまったら最後…なんてこともあり、せっかくの保育参観に来ていただいても”参観にならないので帰りますね”と言って帰ってしまった保護者もいました。
保育参観は大まかな様子を知る機会
担任の先生も緊張しているので、子どもに対するしゃべり方や接し方も多少いつもとは違います。より丁寧に気を付けていると思います。
保育参観ではなかなか本来の姿を見ることができないこともあり、普段の様子はお迎え時の方がよくわかるかもしれません、といってもじっくり見ることができませんが。
やはり気になったことは個別に先生に相談するのが良く、先生とも日頃からコミュニケーションを取っておくことが重要です。
まとめ
保育参観は全く意味がないわけではないので、行事にはなるべく参加したほうが良いです、中にはなにもかも保育園におまかせという考えの保護者がいるので保育士としては、なんだか寂しい気がします。
保育士目線からすると”いつもはこんな姿じゃないのに…”と思うことが多く、なるべくいつも通りの様子を保護者に見てほしいと思います。特に小さいうちはわが子がどのように普段過ごしているか見たいですよね。
一日を通して見てもらうことは難しいですが、限られた時間の中で大まかな様子を知っていただけたらと思います。