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仲邑菫二段昇段記者会見裏話 漢字は苦手?!

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
最年少で二段昇段を決めた直後の仲邑菫二段=2020年3月15日、筆者撮影

仲邑菫さんが最年少、12歳0ヶ月で二段に昇段しました。趙治勲名誉名人の記録を52年ぶりに破る快挙です。直近10連勝で、小学生のうちの昇段に間に合いました。

対局後に行われた記者会見で珍ハプニングがありました。

菫二段の昇段を取材しようと、テレビや新聞社など大勢の報道各社が集まりました。

「密」を避けるため、対局場とは別の場所で記者会見はセットされました。

まず、質疑応答が始まりました。菫二段はあまり笑顔を見せません。相変わらず小さい声ですが、しっかりこたえます。

―――対局を振り返って

菫二段「全体的にうまく打てたかなと思います」

―――勝ちを意識したのは

菫二段「終盤のころ。少し残るかなと」

―――二段昇段について

菫二段「目標にしていたので嬉しいです」

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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