【富士宮市】今週末もこの景色を楽しめそう!晴れていれば富士山と一緒に彼岸花を鑑賞できる『興徳寺』
下柚野、柚野中学校を越えてすぐ右折した、小高い場所に位置する大日蓮華山 興徳寺は、鎌倉時代から700年以上の歴史を持つ日蓮宗のお寺です。
高台になった境内からは柚野ののどかな風景と富士山を眺めることができ、桜や彼岸花の名所としても人気があります。
9月15日に開催された『柚野てくてく』の会場にもなっていました。その時はまだ、ちらほら咲いていた彼岸花でしたが、興徳寺さんのHPによると、「今年の全面開花は27日以降、と予想します」とのことでしたので、昨日29日に出かけて来ました。
本堂に続く参道は石段になっていて、その両側を真っ赤な彼岸花の鮮やかな色が染めています。
日曜日でしたので、写真を撮影したり、柚野の景色を背景に広がる独特な雰囲気を鑑賞する沢山の方々が訪れていました。
クロアゲハが彼岸花の周りをひらひらと舞うのを見て、暑くてたまらなかった夏ももう終盤、秋の訪れを感じました。
本堂前には、白いリリコスも咲いていました。
例年の見頃は9月中旬から10月上旬頃となっていますが、今年は少々遅めの開花となっているということで、まだつぼみも多く見られました。
今週末もこの幻想的な景色を楽しむことができそうです。
そして『四季彩の森バタフライガーデン』は、現在白いロープが張られていました。
『四季彩の森バタフライガーデン』には秋の七草の1つ、フジバカマが植えられています。このフジバカマにアサギマダラが集まるのだそう。
夏の暑い時期は高地に棲み、産卵・羽化し秋になると日本本土から海を渡り南西諸島・台湾への渡ることもあることで、『渡りの蝶』とも呼ばれているアサギマダラ。10月の数日間、この場所に飛来するのです。
↓昨年の10月16日の記事です↓
黒い縁取りに透けるような薄い浅葱色の羽を持つ、とても美しい蝶、アサギマダラ。
この時期も訪れてみて欲しい!
彼岸花はもちろんコスモスやススキ、千日紅など、冬の訪れの前に景色を彩る秋の花に感じる哀愁は今年一年やり残したことのないように振り返るきっかけを作ってくれるように感じます。
今日で9月も最後。今年も残すところ、3か月となりましたね。
年始にスケジュール帳に書いた『今年の抱負』を見直して、昨年よりも良い年だったと言えるように、時間を有意義に過ごしたいと思いました。
大日蓮華山 興徳寺
住所:富士宮市下柚野431
アクセス:国道469号線を稲子方面へ、柚野公民館を左折。柚野中学校を越えてすぐ右側