ジャッジの復帰は目前。代わりに誰がロースターから外れる!?
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アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の復帰が近づいている。MLB.comのブライアン・ホックらによると、アーロン・ブーン監督は、5月9日から出場する見通し、と語っているという。
ジャッジは、右の腰を痛め、5月1日に、4月28日まで遡って故障者リストに入った。この時、昇格したのはフランチー・コルデロだ。ただ、その翌日、開幕から故障者リストにいたハリソン・ベイダーの復帰に伴い、コルデロはAAAへ送り返された。ジャッジが戻ってきた際には、他の選手をアクティブ・ロースターから外す必要がある。
マイナーリーグ・オプションの有無からすると、降格となるのはオズワルド・カブレラだろう。外野を守る選手のうち、カブレラ以外の5人、ベイダー、ジェイク・バウアーズ、アイザイア・カイナー-ファレファ、アーロン・ヒックス、ウィリー・カルフーンは、マイナーリーグ・オプションが切れている。
また、カブレラは、結果を残すことができていない。ここまでの打率と出塁率は.202と.236、ホームランは1本に過ぎない。
とはいえ、カイナー-ファレファとヒックスのスタッツも、カブレラと似たり寄ったりだ。バウアーズの場合、スタッツがさらに低いのは、サンプル数が5試合と少ないせいかもしれないが、守備のミスも相次いでいる。カブレラを降格させるのではなく、この3人の誰かをDFAとする可能性もなくはない。
ベイダーは、センターのレギュラーだ。カルフーンは、引き続き、主にDHとして起用されるだろう。ジャッジとベイダーが外野に揃っても、レフトはウィーク・ポイントのまま残る。
ここから、ヤンキースは、オークランド・アスレティックスとの3試合(5月8日~10日)を挟み、タンパベイ・レイズと再び4試合(5月11日~14日)を行う。直前の3試合(5月5日~7日)は、いずれも1点差ながら、レイズに2敗を喫した。地区首位に立つレイズと地区最下位に位置するヤンキースとの差は、10ゲームに広がっている。