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光熱費が安いのはどっち?ゆで卵を「水から茹でる?」or「お湯から茹でる?」

ぱるとよ料理研究家

ゆで卵は簡単に作れて、タンパク質もたっぷり含まれているので、重宝しますよね。ゆで卵を作るときは「お湯から始める方法」と「水から始める方法」、がありますが皆さんはどちらで作りますか?

実際に、どちらの方法がより早くゆで卵を作ることができるのか、疑問に思ったことはありませんか?今回は、「お湯から始める」方法と「水から始める」方法で、どれくらい時間がかかるかを測定し、その結果を比較してみることにしました。

「水から茹でる」vs 「お湯から茹でる」

ゆで卵ができるまでの時間を測るために、以下の2つのステップで計測しました。

1. 水が沸騰するまでの時間
2. お湯が沸騰した後、卵を茹でる時間

これら2つのステップにかかる時間を合計して、ゆで卵が完成するまでの時間としました。

「お湯から茹でる」手順と結果

手順

1. 鍋に水を入れて沸騰させます。

2. 卵をそっと入れて茹でます。

お玉を使って卵を入れると、殻が割れにくいです。

結果

この方法で卵を茹でたところ、お湯が沸騰するまでに5分、卵が茹で上がるまでに9分の時間がかかりました。

合計すると、14分です。

ゆで卵を半分に切ってみると、中はきれいな半熟状態で、見た目も味もとても良さそうです。

「水から茹でる」手順と結果

手順

1. 卵と水を鍋に入れて、一緒に沸騰させます。

2. 水が沸騰したら、引き続き卵を茹でます。

結果

この方法では、水が沸騰するまでに5分、卵が茹で上がるまでに7分の時間を要しました。

合計で12分の時間がかかりました。

ゆで卵を半分に切ってみたところ、黄身はしっかりと固まっていて、お弁当のおかずにもぴったりの硬さです。

比較した結果

左側:お湯から茹でた卵、右側:水から茹でた卵
左側:お湯から茹でた卵、右側:水から茹でた卵
  • お湯から始める方法:合計14分(沸騰まで5分+茹で時間9分)
  • 水から始める方法:合計12分(沸騰まで5分+茹で時間7分)

一般的には、お湯から始めた方が早くゆで卵ができると考えがちですが、実際には水から始めた方が早く完成します。

水から茹でると早くできる理由

水と一緒に卵を加熱することで、沸騰する前から卵に熱が通り始めるからです。

・卵の白身は60度で固まり始め、80度で完全に固まります。
・黄身は65度で固まり始め、70度でしっかりと固まります。

このように、水が沸騰する過程で既に卵は加熱されているため、茹で上がるまでの時間が短縮されます。

光熱費の節約と効率を考えるなら、水から卵を茹で始める方法がお勧めですよ。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながら食育フリーランスとして活動中(500回以上 食育講座の登壇経験あり)。

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