【東京都中央区】元祖「ハヤシライス」を食べに、意外な場所に行ってきました
「お子様ランチ」「マクドナルド」「牛丼の吉野家」などなど、中央区にはさまざまな食べ物の「元祖の店」や「1号店」があります。
今回ご紹介するのは、「ハヤシライス」発祥の店。筆者は、子どもの時から、カレーライスよりも「ハヤシライス」の方が好きでした。「元祖の店が日本橋にある」と聞いて、行かないわけにはいきません!
向かった先は、丸善日本橋店。老舗の書店です。なんと、「ハヤシライス」は、丸善創業者の早矢仕有的(はやし ゆうてき)氏が考案した「早矢仕ライス」が元祖と言われているのです。書店の3階にある「丸善カフェ」で「ポーク早矢仕ライス(単品1280円)」をいただきました。ランチタイムには、サラダとドリンクが付いたお得なセットもあります。
とろーりとしたルーは、玉ねぎの甘さが濃厚で美味。継ぎ足しながら作られているそうで、じっくりと煮込まれた奥深い味わいです。金縁の皿が、どこか懐かしく、高級感とレトロ感を出しています。店内には、常連さんと思わしき、年配の方の姿が見られます。今食べても十分に美味しいのですが、昔の人にとっては特別感のある料理だったのではないでしょうか。
この店の常連さんの1人から、「一番奥の窓側席から桜並木を眺めながら食すのが最高」と聞きました。確かに、窓の下には桜通りが見えます。桜を見るのに、この席は特等席です。筆者も、桜が開花したら、ぜひこの窓から鑑賞したいと思いました。
まだまだ外は寒いですが、春の訪れが待ち遠しくなった昼下がりです。
【MARUZEN cafe 日本橋店】
住所:東京都中央区日本橋2丁目3−10 日本橋丸善東急ビル 3階
電話:03-6202-0013
営業時間:9:30~20:30(L.O20:00)
店休日:元旦