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「浜焼き職人」の技を楽しむホテルの夕朝食で佐渡の美食を満喫!驚きがいっぱいな会席と

磯貝由起スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

6月の佐渡ヶ島を旅してきました。2泊目は佐渡らしさを満喫できるホテル「HOTEL AZUMA」で部屋や、貸切露天風呂から望む海の風景と佐渡体験を楽しみました。なによりもこちらのホテルの私の推しは佐渡の恵みがもてなす四季折々のお料理!会席料理の夕食と、佐渡料理が一通り味わえる朝食を紹介します。浜焼き職人に会えるかも!

「HOTEL AZUMA」

伝統の「食」へのこだわり

魚は品質の良いものを市場から、米など農作物は信頼のおける契約農家から直送しすべてが新鮮なんです。「日本夕陽100選の夕陽にいちばん近い宿」ならではの風景を眺めながら夕食をいただきます。

LIVE COOKING しんちゃんの浜焼き

会席がでる前に、浜焼き職人の“しんちゃん”がご挨拶!おすすめを聞きながら好みの魚介をチョイス。レストラン内にあるオープンスタイルの浜焼きコーナーで、浜焼き職人の“しんちゃん”が旬の魚介を手際よく焼いてきてくれます。

イカとのどくろがお勧めとのことなので御願いしました。

真イカは今大変稀少なんだそう。佐渡沖では、前年の秋生まれのスルメイカが5月~7月にかけて回遊停滞し真イカの好漁場となっています。さくっとかみ切れる身が柔らかい!

浜焼き職人の“しんちゃん”のことを誰がきいてもすごい職人さん!と言います。まるでマジシャンのようにしんちゃんの手にかかると絶妙な焼き加減で魚介が美味しくなるのです。

桃紅柳緑

佐渡の恵みを会席料理で

タイトルも素敵なおしながき。

紫陽花

無花果生ハム  胡麻ソース

鯖スモーク チーズ鋳込み   バジルソース

紫陽花のし梅

チュイルダンテル

日本的会席料理が出てくると思っていたのですが、和洋折衷でお洒落な料理でサプライズ!とろけそうな無花果に胡麻ソースがとってもあっています。チュイルが美しく、味もアクセントになっています。

冷製かしきび玉締め ずんだの香り 

冷たいコーンの卵のロワイヤルなのですがなんて美味しいんでしょう!コーンや枝豆の野菜自体が甘いのかな。塩トマト甘納豆がアクセントにのっています。

菖蒲

鮮魚3種盛り まぐろ ひらまさ あらばちめ

佐渡の鮮魚は美味しいと期待していましたが、期待以上!まぐろは中トロで。脂がのっているけれど後味がさっぱりしているんです。

岩百合

佐渡牡蠣の味噌バター鍋

牡蠣が大好きな私。岩牡蠣はまだ少し早いこの時期に牡蠣がいただけてとっても嬉しい。

この身のふっくら具合!

白根葵

佐渡産 真鯛のアクアパッツァ

イタリアンでありながら和の穏やかさをもつ佐渡らしいアクアパッツァ。フルーツもアクセントになっています。

蛍袋

アリスタと夏野菜のカポナータ

アリスタはフィレンツェ風豚肉のロースト。ほろほろ柔らかく火が通っています。

カポナータも優しい和のテイストのトマト味。

神米の儀

佐渡コシヒカリ

ながも合わせ味噌汁

夕餉のお供 

これが佐渡のコシヒカリ!

新米ではないのにつやつやぴかぴかです。夕餉のお供である塩辛といただきます。
家族は皆ご飯をおかわりしていました。

本当素晴らしい会席料理!さすが佐渡島は「日本の縮図」といわれるほど多様性に富んだ島で食材が美味しいだけあります。そして料亭「阿づ満」から受け継がれた食へのこだわりと技術がこちらのホテルの大きな魅力です。

が!最後のデザートがまた驚くほどおいしかったんです!しかも食べたことがないような斬新なスイーツ。

少女の恋 

朱鷺ヨーグルトクラスターズ

アメリカでは知られているというヨーグルトクラスターズというスイーツ、私は初めて食べました。
水切りしたヨーグルトにドライフルーツを混ぜ込んでカッサータのような冷菓を、チョコレートでコーティングしたお菓子で、これ好きです!
少女の恋という名前もよいですね。

前菜からデザートまで佐渡の味を満喫しました。よくある旅館のステレオタイプな料理ではなく工夫されつつ、素材を活かした佐渡会席に大満足な夜でした。

和洋選べるメインとセミビュッフェスタイルの朝食

爽やかな朝!朝食を楽しみに目覚めます。

朝食はメインを和洋から選択し、佐渡の恵みいっぱいなビュッフェ付きでボリュームたっぷり。
こちらは洋食スタイル。オムレツにはチーズがとろとろに入っています。

和食の焼魚もまた浜焼き職人の“しんちゃん”が焼き上げてくれます。

味噌漬けのふっくらした魚。佐渡スタイルなビュッフェ料理をとりにいきます。

メインがありながらもこのビュッフェの充実ぶり。

朝から鮮魚!烏賊ソーメン。

家庭的な煮物もほっとします。

脂の後味のよいサーモン。

佐渡名産のいごねり佐渡の海藻「いご草」を煮詰めて練り、冷やしてゼリー状に固めたもので、佐渡の郷土料理です。酢味噌でいただきました。寒天とこんにゃくの間のような食感で海藻好きな私は大好きです。

お米のこの日のブランドは「達者」。パンやシリアルの種類も豊富です。

海藻の味噌汁など典型的な朝食メニューが揃います。デザートはフルーツ。

メインの周りにビュッフェ料理を並べて大充実な朝ご飯。

鮮魚もたっぷりいただきます。

温泉卵、烏賊ソーメン、いごねり、サーモン、ハム。

朝からしんちゃんに会えてみんな嬉しい気持ちになりました。

時間をかけてたっぷり美味しい朝食をいただきその後は11時チェックアウトなので、庭でバドミントンをしたり、散歩したり、部屋の露天風呂に入ったり最高の佐渡の朝時間を過ごしました。
旅行は観光はアクティブに動き、ステイ先のホテルではゆったり過ごしたい、そして旅の大きな楽しみが美味な食の私にとって、このお宿はまさに理想的でした。

「HOTEL AZUMA」
住所 新潟県佐渡市相川大浦548-1
TEL0259-74-0001
所要時間佐渡汽船両津港より車で約60分
HP

スイーツコンシェルジュ・ライター・PRコーディネーター

英語教室オーナーであり、好きな英語と、甘いものを楽しむ毎日。3万以上のスイーツ情報紹介。特にプリンは1万個のプリンを知るプリンの女王と呼ばれています。

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