台湾で行きたいスポットといえば「九份（キューフン）」。レトロな路地裏散策や、中国茶を楽しむ茶芸館での時間はまるでタイムトラベルをしたような体験でした。ツアーも良いけど自分たちでバスで行くのも達成感がありました。

二日目は九份へ！

千と千尋の神隠しの舞台ともいわれる街

九份(きゅうふん、ジォウフェン)は台北の北部に位置しています。あの有名なジャパンアニメ「千と千尋の神隠し」のモデルとなったとされている場所ともあり、観光地として大人気。

台北からバスで１時間の九份

電車よりバスで行くほうが良いよと聞いていたのですが、バスの乗り場などなかなか難しくネットでもあまり情報がなく宿泊していた『台北喜來登大飯店　SHERATON GRAND TAIPEI HOTEL』で調べていただきました。
地下鉄西面駅からバスがでていることと、そのバス乗り場を教えてもらい地下鉄にのりました。本当バス乗り場　教えてもらってよかった。なかなか難しかったです。

バスに乗って1時間ちょっと、台北北部の山間に位置するため途中がなかなかのアドベンチャーで高所恐怖症の私は怖かった～。

レトロな商店街の基山街

到着するとかなりごちゃっとしたレトロな商店街の基山街。
路地をはいっていくと早速　臭豆腐(チョウドウフ)の洗礼に大丈夫やろか、、、と不安になったけれど、お店の人たちも優しく見てるだけでも楽しいものが多かったです。

スイーツも大手のお店にないような独特な台湾スイーツが豊富。
私はガイドブックでみて興味津々だった「阿珠雪在焼」の新食感台湾風クレープピーナッツ巻きアイスクリーム（花生捲冰淇淋）にトライ！

「ピーナッツ巻きアイスクリーム（花生捲冰淇淋）」お値段も安い！TWD50　約227円

観光客に大人気のスイーツでお店の人も慣れていて写真映えするようにいろいろポーズとってくれたりします。

花生…ピーナッツ,捲…巻く,冰淇淋…アイスクリーム

卵のはいってないような薄いクレープ生地に、砕いたピーナツをたっぷり！そこへアイスクリーム2個をのせ、パクチーと一緒に巻きます。（パクチー抜きも可能）

アイスというかシャーベットでフローズンドリンクのような感じでパクチーの清涼感があう！そこに甘いピーナッツのクラッシュが食感をあたえてなんか意外なほど.

路地でいただきました。

レトロな街並みは、なかなかに美しい。

阿妹茶酒館（アメイチャージウグアン）

念願のティータイム

レトロでごちゃっとした古い商店街でローカルなお買い物を楽しみ海を一望できる見晴らしがよくて気持ちの良いスポットへ！

どうしてもいきたかった。というかここに来た人は絶対写真撮る！
右にみえているのが映画「千と千尋の神隠し」のモチーフになった茶芸館『阿妹茶酒館』
赤い提灯が印象的で、夜になって提灯に灯かりが燈ると、がらっと雰囲気も幻想的に変わり

とってもみたかったのですがバスの関係で今回は夕方。明るいのは明るいのでとっても素敵。

2階と3階でお茶を楽しむことができ、3階にはテラス席もあって、眺めが最高に美しかったです。雨が多い町とのことで途中からぽつぽつ降ってきましたが風情あり。

「台湾茶セット」

この阿妹茶酒館にて、大人気メニュー一人300台湾ドル。1,362円
台湾茶たっぷりにお茶菓子4点セットで一人前からオーダー可能なのもよいですね。

阿妹茶酒館の台湾茶セットの飲み方について、スタッフさんが日本語で詳しく説明してくれます。

1杯目はスタッフさんが淹れてくれます。結構荒っぽく面白い。

①お湯で急須とコップと温める。お茶の香りを更に引き立てるために重要なことです。
②茶葉を急須に入れる
③急須にお湯を注ぐ　茶葉を入れた急須に、お湯をあふれるくらいまで入れて2～3分待つ。
④2～3分たったらお茶をコップに注ぎます。

1回目のお茶は香りを楽しむだけで、捨てます。2回目からのを飲むことができ、1回の茶葉で5回まで飲めるそう。5回お茶を飲んだら、茶葉を交換します。

お茶菓子とお茶を楽しみます。黒糖のお餅、甘い梅干し、胡麻せんべい、抹茶の月餅（らくがんみたいな味わい）素朴ですが、こんな人気のお店で一人ではとても飲み切れないほどのお茶と作法が楽しめて絶景を眺めて　とってもリーズナブルだと思いました。

私がオーダーしたのは苺のリキュール入りのドリンクで明るいうちからアルコールタイム。

180台湾ドル　818円でこれもまた贅沢！

スタッフの人たちも慣れてはいるけど観光地にありがちなおざなりな感じではなく良い。
帰りのお会計の時には絵葉書もいただきました。

魅力的な茶芸館が沢山あって悩んだんですがやっぱりせっかくならここに行けてよかった！