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【京都市左京区】京都の三大古本まつりのひとつ 知恩寺の古本まつりが開催

くまライター(京都市)

厳しかった残暑がようやく終わり、秋めいてきました。秋といえば食欲やスポーツもありますが「読書の秋」。10月27日からは「読書週間」が始まり(11月9日まで)、百万遍知恩寺では京都の三大古本まつりのひとつ、「秋の古本まつり」が行われています。

京都の三大古本まつりとされる京都古書研究会が主催する古書市は年3回行われています。
毎年春に行われる「春の古書大即売会」、夏に下鴨神社で行われる「下鴨納涼古本まつり」、そして百万遍知恩寺で毎年秋に行われるのが「秋の古本まつり」です。

ちなみに京都には東山区に浄土宗の総本山である「知恩院」、天橋立で有名な宮津市には日本三文殊のひとつである臨済宗の「智恩寺」がありますが、会場となるのは左京区にある浄土宗の大本山である「知恩寺」なので、お間違えのないよう。間違えて天橋立に行ってしまうと大変なので、気をつけてくださいね(それはそれで面白いですが)。

秋の古本まつり ー古本供養と青空古本市ー

知恩寺の境内で行われる「秋の古本まつり」は、総門から大殿までの参道沿いに古書店が立ち並び、約20万冊もの古本が並びます。

期間中、大殿では日頃お世話になった本を供養する古本供養が行われ、全集コーナーや児童書コーナーがあって人気(2024年は児童書コーナーは中止になりました)。名物イベントであるチャリティーオークションも行われ、思いもよらぬ優良古書が激安で入手できるかも。そのほか、淹れたての香り高いコーヒーが味わえるカフェコーナーもあります。

百万遍知恩寺 総門
百万遍知恩寺 総門

西門
西門

大殿に向かって立ち並ぶ本屋さん。この日はあいにくの雨でした。

外での開催なので開放感があって気持ちいい。ただし、天気がよければ…

古本の他にも、古地図や、

浮世絵や版画などの美術品、

映画パンフレットなどもあって盛りだくさん。
思わぬ掘り出し物が見つかるかも…

大殿
大殿

「秋の古本まつり」の開催は、11月4日(月・祝)まで。期間中は、会場内の各店で1,000円以上購入するとスタンプが押され、5個集めると400円、10個で1,000円、13個で2,000円の金券と交換できるスタンプラリーも開催されています。金券は期間中の会場内のみで有効です。

秋の古本まつり ー古本供養と青空古本市ー
会場/百万遍知恩寺
会期/2024年10月31日(木)~11月4日(月・休)
時間/10:00~17:00
電話/080-5850-5153(会期中のみ)
Webサイトはこちら

ライター(京都市)

大阪生まれの大阪育ち、京都在住のライター・DTPデザイナー・イラストレーターです。京都の情報誌を経てフリーランスになりました。よろしゅうおたのもうします。

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