【河内長野市】雨上がりの寺ヶ池公園。今月はいよいよ公園の主役級の花「アジサイ」が咲き始めました。
6月になりました。6月と言えば梅雨で、もういつ梅雨入りしてもおかしくない状況ですね。昨日は午後から晴れましたので、5月最終日の寺ヶ池公園の様子を撮影してきました。
撮影したのは午後2時ごろだと思います。確か12時くらいまでは雨模様。午後は晴れるとは聞いていましたが、数時間前まで雨だったとは信じられないほどのよいお天気。寺ヶ池の池面にも青空が映っています。
それでも先ほどまで雨が降っていたという証拠がこちら。葉に無数の水滴が残っていました。太陽に反射しまるで花のように光り輝いています。
まず市民グラウンド(野球場)やプールがあるあたりからゲートボール場にかけての通りから歩いてみましょう。ここはアジサイ(紫陽花)が特に美しい場所。昨年6月12日の寺ヶ池公園のこの辺りを動画にしたものがあります。
ということで、もうしばらくしたら動画のようなアジサイが見られると予想出来ます。
よく見ると少しですが、咲き始めていました。アジサイと言えば6月の花という印象が強く、また寺ヶ池公園にあるいろんな花の中でもアジサイがいちばん多いのではと個人的な印象があります。
というわけで、いよいよ主役級の花のおでましですね。
場所によっては昨年のアジサイが枯れてドライフラワー化したものの横に、新しい今年のアジサイが咲いているのもありました。
またアジサイとは別の花も咲きほこっていました。
花のことはあまり詳しくないので、名前を調べてみました。
キンシバイ(金糸梅)だと思われます。梅雨のうっとうしい時に、鮮やかな黄色い花で気持ちを明るくしているからと、江戸時代から人気だったとか。
つぼみもまだあるので、もうしばらく楽しめそうです。
寺ヶ池公園でもうひとつ忘れてはいけないのがこちら。アイリスの谷というところにあるしょうぶ園です。
しょうぶ園の方に降りてみましょう。
しょうぶ園(アイリスの谷)の前に来ました。つぼみの状態のものが多く、アジサイ同様、満開になるのはこれからのようでした。
こういうつぼみが多くありました。ということで、アジサイ同様もう少し先が見頃かと。
それでも、いくつか咲いている花がありました。
昨年見たときはキショウブが多い印象でしたが、紫の花や白い花もあるようです。
花ではありませんが、こちらの木がきれいに剪定されていました。
もうひとつ、春のころに花を咲かせていた桃の木です。いよいよ実が実っているようですね。
ここは4月にユキヤナギの白いじゅうたんだったところ。今は見事に緑のじゅうたんになっていました。
ところがユキヤナギが映えていた階段近くに、少しピンク色っぽい花が咲いていました。
調べるとアベリア・エドワードゴーチャーという花のようです。
公園でよく植えられる花とかで、夏から秋にかけて咲くそうなので、これからしばらく楽しめそうですね。
公園のメインストリート・四季の広場まで来ました。
四季の広場にも黄色い花が咲いていました。先ほどのキンシバイ(金糸梅)かと思いきや、葉の形が違います。
調べると、ワスレナグサ属のヘメロカリスのようです。「day lily(デイリリー)」という別名が付いており、花の命は短く1日しか咲かない(実際には2・3日とも)とか。
といわれると、画像の花は今日はもう無くなっていそうですが、1本の花茎からだいたい10~30個の花が咲くそうなので、全体としてはまだ楽しめると思われます。つぼみもまだ多くありましたし。
ようやく寺ヶ池の前に着きました。いつも以上にPLの塔が映え渡ります。
また、岩湧山がみえましたが、よく見ると頂上付近が緑色になっています。4月の山焼き直後は黒坊主でしたが、いよいよ新芽が出てきているのですね。
弁天山広場まで歩いてきました。
さて弁天山広場の近くで池に注目すると、今月も亀と大きな錦鯉が元気に泳いでいました。
また、寺ヶ池公園では6月7日(火)9時40分から河内長野市健康づくり推進員が主催するイベントがあるようです。事前申し込み不要でかつ無料なので、興味のある方は寺ヶ池公園プール横の広場に行ってみましょう。
こうして寺ヶ池をほぼ一周しました。先月もきれいに咲いていたような花があります。一瞬ツツジかと思いましたが、後で調べるとサツキのようですね。
それから、アジサイの葉の中に大きなかたつむりを見つけました。河内長野にもいよいよ梅雨が来るんだな、かたつむりを見ながらそう確信しました。
寺ヶ池公園
住所:大阪府河内長野市小山田町
アクセス:南海千代田駅から徒歩10分