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【河内長野市】寺ヶ池公園の春は、桜の前にユキヤナギから。昨日午後の様子をレポートします

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

昨年、世界かんがい施設遺産に登録された寺ヶ池、池の周りを囲む寺ヶ池公園にも春の便りがやってきました。春と言えば、真っ先に思いつくのが桜、また寺ヶ池公園ではミモザも有名です。

しかし、それらの花よりも先に、素晴らしい花が見ごろとなりましたのでご紹介しましょう。それはユキヤナギ(雪柳)です。天気の良かった昨日の午後に、寺ヶ池公園に行ってきましたので、現在の花の様子、ユキヤナギやほかの花の様子をレポートします。

ここは寺ヶ池公園の南側、赤峰交差点の入り口からフェリース橋を渡ったところ。毎年12月には、イルミネーションが行われる場所ですね。

このイルミネーションが輝いていた場所では、ミモザ(アカシア属)の花が黄色く華やいでいました。ミモザは、「優雅」「友情」の花言葉を持つ花。

実は、去年の秋から冬にかけてミモザの木が短く伐採されていたので、今年は花が咲くのか心配していました。なので、今年も綺麗に咲いてくれたのは、とてもうれしかったです。

ミモザを拡大しました。実はこのときすぐ横で、数名の女性がワンちゃんとミモザを一緒に撮影していました。ミモザの前で優雅な雰囲気を醸し出していたワンちゃんと友情で結ばれた女性たちが集まるとは、まさしく花言葉通りですね。

しかし、私はミモザよりもユキヤナギの美しさを紹介したいと思います。ちょうど小さな子供が向かっている先、トイレのさらに先にユキヤナギが群生しています。

こちらです。ユキヤナギは、バラ科・シモツケ属の花で、日本や中国を原産とする落葉性の低木樹。また「愛嬌」「愛らしさ」「賢明」「静かな思い」という花言葉を持っています。

一般的には4月に咲く花とのことですが、ここしばらく急に暖かくなったからでしょうか?3月下旬の時点でどんどん咲き始めていたようです。

一面に雪が積もっているように咲いているさまは圧巻です。ユキヤナギは桜より美しいのではと個人的に思っています。

ユキヤナギを両側に見ながら階段を上がってみましょう。

階段で丘の上にきました。まだ緑っぽいところがあるのは満開前の状況だと思われます。だからこれからが見頃ですよ。

ユキヤナギを拡大しました。寺ヶ池公園のユキヤナギは白色ですが、情報によればピンク系の新しい品種もあるとか。そうなると桜との違いがわかりにくくなりそうですね。

ちなみにユキヤナギは寺ヶ池公園でもう一か所、見どころの場所があります。それは池の北側です。画像の寺ヶ池を改築したことを称える記念碑のすぐ隣。

こちらもユキヤナギはほぼ満開でしょうか?この場所は池のすぐ目の前にあるので、池の水を背景に撮影できます。

さて、寺ヶ池公園はユキヤナギやミモザのほかにも、いろんな花が咲きます。昨日の午後の時点での花の様子を見てみましょう。

こちらは桃の木だったと思うのですが、まだ花が咲いていませんね。

一足早く咲く桜と言えば河津桜。こちらはピークを過ぎ始めたころでした。

これは何かといえば、アジサイ。寺ヶ池公園にはアジサイも多く咲きます。もちろんまだアジサイの花咲く時期からは遠いですが、早くも新しい芽が出ていました。

春の花を代表する桜は、ようやく開花したところ。1週間から10日後くらいが見ごろでしょうか?

さて池の方を見ると、いろんな水鳥が優雅に泳いでいました。

このほか大きな鯉の姿も見られますし、また亀もいよいよ冬眠から目覚めたのか、姿を見せ始めました。

河内長野市民だけでなく、近隣の自治体からも多くの人が遊びに来る寺ヶ池公園。春からアジサイの咲く6月くらいまでは、次々といろんな花が咲きます。天気の良い日にゆっくりと、池を一周しながら見る花々は、見ているだけで和みました。

寺ヶ池公園
住所:大阪府河内長野市小山田町
アクセス:南海千代田駅から徒歩10分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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