【河内長野市】亀や錦鯉も姿を見せた、春真っ盛りの寺ヶ池公園。今月は何の花が見頃でしょう?
美しかった桜は散ってしまいましたが、それでも美しい花が、次々と咲き始める春真っ盛り。今はどんな花が咲いているのか気になり、一昨日、寺ヶ池公園へ散歩に出かけてみました。
ちょうどひと月前に行った時には、ミモザやユキヤナギ、それから一部桜が咲き始めた頃でしたね。
赤峰交差点からの入口に架かるフェリース橋。今回はこの橋を渡らず、右側の道に向かって寺ヶ池を時計回りとは反対に回ってみます。
いきなり見えたこの木は、ハナミズキのようです。そういえば赤峰交差点から図書館方向に下っていく道にも、ハナミズキの花が咲いている並木道がありますね。
と思えば、下にはつつじの花が。
白っぽいつつじとピンクのつつじが、これからピークに向けて咲いてきています。
白とピンクが互い違いに咲いていますね。
この辺りはすぐ後ろが千代田台町の住宅街。その境に、壁のように続いているつつじ畑です。
つつじは、ゴールデンウィークのころが、見頃のピークになりそうです。
さてさらに池の北方向に向かってみましょう。
さて、池の北側に来ました。給水塔とその背後に見えるのは岩湧山でしょうか?
野球場を過ぎて、南貴望ヶ丘の手前の小さな運動公園の辺りにもつつじが咲いていますが、それに加えて
こちらはコデマリのようですね。ユキヤナギに雰囲気は似ていますが、花の咲き方が全然違います。
さて池の前にも、つつじが咲いていました。
この辺りは日当たりがよいためか、花の咲き具合が進んでいるようです。
池を見ると亀が本格的に出てきましたが、大きな鯉も顔を出しています。江戸時代に作られてから一度も枯れたことがない寺ヶ池。水深も他のため池と比べて特に深いので、このような大きな鯉が主のように存在しているのでしょうか?
すると、今度は錦鯉の姿です。こちらも大きいですね。昔、誰かが放流したのでしょうか?
こちらには八重桜がありました。
いよいよ今シーズンの桜の最期で、ほぼ葉桜状態。これが本当の見納めです。
さて小山田町方面に向かって歩いていきましょう。こちらにはハナミズキの花が目立っています。
例により拡大した花を撮りました。こうやってみると大きな花ですが、後で調べるとこれは花弁(かべん:花びら)ではなく、苞(ほう)と呼ばれる萼(ガク:花を包み支えるもの)だとか。
そして、白い苞の中にある緑の小さなものこそが本当のハナミズキの花だそうです。
さらに拡大しました。これが本当のハナミズキの花です。こうやって拡大してみると、開いているのとこれから開こうとしているつぼみがありますね。
私も今回初めて知りました。日々勉強ですね。
公園管理事務所まで戻ってきました。ピンク色のハナミズキです。これもピンクの部分は花ではなく苞ですね。さらに下に見ると、バラが2輪、咲いていました。なかなか味わいのある2ショットです。
赤いバラはこれからどう咲くのでしょうか?来月の今頃がピークなのかもしれませんね。
ということで、寺ヶ池公園を一周してきました。月に一度くらいのペースで公園を一周して、その時々の自然の移り変わりを定点観測する。意外に面白いのかなと思いました。
寺ヶ池公園
住所:大阪府河内長野市小山田町
アクセス:南海千代田駅から徒歩10分