おままごとのフライパン、どれがいい?
これ、決してどれでもいい、というわけではないんです!
おもちゃコンサルタントである筆者が考える、子どもの満足度をぐんと上げて遊びからの学びを最大化するフライパンの条件をご紹介します。
フライパンはできるだけ大きいものがいい
一般的におままごと用として売られているフライパンは小さすぎることが多いんです。
何か具材をひとついれたら満タンになってしまって、調理の動作などができません。
それではなぜ大きい方がいいかと言うと…
理由①たくさん入るから
小さい子って、なんでもたくさん入れたいんですよね。
砂遊びなんかを見ていてもそうじゃないでしょうか。
だから、フライパンは大きい方がたくさん入って楽しいんです♪
たくさん入れながら、「量」の感覚も身についていきます。
理由②まぜられるから
子どもがお母さんのお料理をマネする時、まぜる子って多いと思うんです。
まぜる動きって楽しいんですよね♪
そんな時、大きなフライパンなら思う存分まぜられるんです!
小さいとすぐこぼれてしまって、まぜたい気持ちは満たされません。
まぜる動きは手首を上手に動かすトレーニングにもなります。
理由③すくえるから
まぜるのと同様、お玉やスプーンですくって遊ぶのが楽しい子もいます。
これも、フライパンが小さいとこぼれちゃって難しいんです。
食事でスプーンを使ったことがない子も、おままごとのスプーンを見るとやっぱりすくって遊ぶんです。
スプーン練習にもつながるので、ぜひたくさんしてほしい遊びですね♪
理由④ひっくり返せるから
まぜる・すくうよりもちょっと難しいひっくり返す遊びは、コックさんの真似をするのにはマストですよね。
これも大きいフライパンとフライ返しがあれば、たくさんすることができます。
小さいと失敗しがちなので、大きいものでたくさん成功させてあげたいところです。
理由⑤大人の真似ができるから
最後に、単純ですが一番の理由!大好きなお母さんお父さんが使っているものに似ているから♪
大好きな人の真似からはじまるおままごと遊び。本物に近いものの方が楽しいに決まってます。
ただし、だからといって「本物」はちょっと違います。
重さや素材が子どもの遊びに適しているとは限らないからです。
あくまで本物に近い、だけどちゃんと「遊び道具」であることが大切です。
おすすめ商品
写真に登場しているのは、IKEAのおままごと調理セットです。
我が家の遊びスペースに合わせるとこのサイズが限界でしたが、もう少し大きいものがこちら。
私が知る限り最も大きいサイズ、だけど本物よりは小さく、軽いです。
気になる方はチェックしてみてください♪
Instagramでも、おもちゃと遊びについて発信しています。
かなこ