【宿題は終わった?】冬休み残り数日!宿題をしない子に効果的だった!教師が解説する3つの対処法
「もう1月4日なのに、全然宿題やってない!」
「このままじゃ間に合わない...」
「やれって言っても、全然聞かない...」
冬休みも残りわずか。宿題がまだ手つかずで、焦る気持ちでいっぱいのママも多いのではないでしょうか?
私も教師として、また一人の親として、毎年この時期の保護者の方々から相談を受けます。今日は、実際に効果のあった方法をお伝えしたいと思います。
なぜ子どもは宿題を先延ばしにするの?
実は、宿題を後回しにする子どもたちの心の中には、こんな思いが隠れています。
「どこから始めていいか分からない...」
「全部終わらせなきゃいけないなんて、無理...」
「せっかくの休みなのに...」
つまり、不安とプレッシャーで固まってしまっているんです。では、この状況を打開するために、どうしたらいいのでしょうか?
1. まずは小さな一歩から始めましょう
宿題の山を前に、子どもは圧倒されているのかもしれません。そんな時は、細かく分けて取り組むのがコツです。
効果的な声かけ
「漢字1ページだけやってみない?」
「10分だけ、ママも横にいるからやってみよう」
NGな声かけ
「いつまでもグズグズしないの!」
「このままじゃ間に合わないでしょ!」
2. ママと一緒に楽しく取り組もう!
一人で黙々とやるのは、子どもにとって本当に辛いもの。実は、ママが横について一緒にやるだけで、子どもの気持ちはグッと楽になるんです。
時間がない!という声が聞こえてきそうですが、たった15分でも十分です。むしろ、短い時間で区切って一緒にやる方が効果的なんですよ。
例えば、こんな風に楽しく取り組めます
- 漢字の書き取りを交代で書いて、どっちが丁寧に書けるか競争
- 計算ドリルは1ページずつ交代で解いて、お互いに採点
- 音読は一行ずつ交代で読んで、上手に読めたら「先生」からごほうびシール
効果的な声かけ
「よーし、今から15分だけママと勝負しよう!」
「1問ずつ交代で解いていこうか。ママの番は〇〇くんが先生だよ」
「ママも一緒に漢字書くね。どっちが丁寧に書けるかな?」
NGな声かけ
「ママが横にいてあげるから、さっさとやりなさい」
「ママは忙しいんだから、早く終わらせて」
3. 褒めて伸ばす魔法の言葉
たとえ少しでも取り組めたら、それは素晴らしい一歩です。その努力を見逃さず、具体的に褒めることで、子どもは自信を持ってさらに頑張れるようになります。
効果的な声かけ
「漢字、丁寧に書けてるね!」
「計算、昨日より早くできるようになったね」
NGな声かけ
「やっとやる気になったの?」
「これくらい当たり前でしょ」
まとめ
焦る気持ちはよく分かります。でも、子どもを追い詰めすぎると、逆効果になってしまうことも。
「小分けにする」「環境を整える」「努力を認める」この3つのポイントを意識しながら、残りの日数を有効に使っていきましょう。
一気に全部はムリでも、少しずつなら必ずできます。お子さんのペースを大切にしながら、一緒に乗り越えていきましょうね。
最後まで読んでくださりありがとうございます
同じように悩むママの力になれたら嬉しいです。私も日々、子どもたちと向き合う中で学んでいることばかり。他の子育ての話もたくさん書いているので、ぜひ見に来てください。「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」のボタンや、フォローしていただけると嬉しいです!