【保護者必見】学級閉鎖になる前に知っておきたい!教師が伝える準備のポイント
「最近、学級閉鎖のニュースをよく聞くわ。うちの子のクラスは大丈夫かしら...」
担任をしていると、保護者の方からこんな不安の声をよく耳にします。16年間の教員経験から、学級閉鎖に関する大切な情報をお伝えしたいと思います。
1.いつ学級閉鎖になるの?
先日、こんな出来事がありました。朝、熱のある児童が3人。昼には2人が早退し、翌日には7人に...。こうした状況で緊急の対策会議が開かれ、学級閉鎖が決定しました。
一般的な基準は:
- クラスの2割(6~8人くらい)の児童が同じような症状で休んだ場合
- インフルエンザや新型コロナの陽性者が確認された場合
通常、学級閉鎖は3日間程度ですが、状況によって5日間になることもあります。新規の感染者が確認されたり、症状のある児童が増えたりした場合は、延長されることもあります。
2.他のご家庭は?
学級閉鎖を経験された保護者の方々から、どのように乗り越えたのかを紹介します。参考にしていただければと思います。
- 夫と交代で休暇を取りました。前半は私が、後半は夫が休んで対応しました。職場の理解もあり、何とか乗り切れました。
- 普段から緊急時は祖父母に頼れるよう話し合っていたので、実家の母に来てもらいました。仕事も休まずに済み、子どもの体調管理もしっかりできました。
- 普段から仲の良いママ友と連絡を取り合って情報交換していました。子どもの体調のことや、再開後の準備物のことなど、みんなで共有できて心強かったです。
このように、状況に応じて様々な対応をされていました。事前に周りの方との協力体制を考えておくと、いざという時に安心ですね。
3.もし体調が悪くなったら?
体調が悪くなったら、学校によっては連絡をお願いしているところがあります。主に話題にしていることは以下の通りです。
- お子さんの体温
- 主な症状(せき、のどの痛みなど)
- 病院を受診するかどうか
「熱があるけど、様子を見ようかな...」と迷われる方も多いのですが、感染症の可能性がある場合は、できるだけ早めの受診をお勧めしています。
4.大切にしてほしいこと
- 毎朝の健康観察(体温が平熱より少し高いな?と感じたら要注意です。)
- 連絡先の再確認(祖父母や親戚の方など、緊急時に頼れる方を確認しておきましょう。)
- 生活リズムの維持(学級閉鎖中も、できるだけ普段の生活リズムを保つことが大切です。)
まとめ
学級閉鎖は突然やってきます。でも、慌てることはありません。日頃からの備えと、正確な情報収集を心がけましょう。
学校は保護者の皆様と連携しながら、お子様の健康を第一に考えて対応していきます。ご不明な点があれば、いつでも担任にご相談ください。
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