正月休みに持て余して喧嘩をする子には意外な理由があった!?教師の実践した効果的な声かけ3選
「もう、いい加減にして!」
毎日のように聞こえてくる兄弟喧嘩に、イライラが募るばかり...。特に今年の正月休み、我が家も戦場と化していて、正直心が折れそうです。でも、ママの叫び声も空しく響くだけで、事態は良くなる気配がありません。
きっと同じように悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
私も教師として、親として、この問題には本当に心を痛めてきました。でも、ある方法を実践してみたところ、驚くほど子どもたちの関係が変わってきたんです。
今回は、そんな喧嘩が増える子供の理由と、実際に効果のあった方法をお伝えしたいと思います。
なぜ喧嘩が増えるの?
実は、喧嘩が増える子どもたちの心の中には、共通したSOSが隠れています。
「誰か私の気持ちを分かって...」
「暇すぎて、どうしていいか分からない...」
「ママに構ってほしいな...」
こんな小さな心の声が、喧嘩という形で表れているんですね。
私もはじめは気づけませんでしたが、子どもたちの行動の裏側には、いつもちゃんとした理由があったんです。では、具体的にどうしたらいいのでしょうか?
1. まずは、ゆっくり話を聴いてみましょう
「また喧嘩!?」と言いたくなる気持ち、よく分かります。でも、ちょっと待ってください。
実は、子どもが喧嘩をする時って、誰かに気持ちを聴いてほしいときなんです。1日たった10分でいいんです。お風呂上がりや寝る前に、そっと寄り添ってみませんか?
効果的な声かけ
「今日、お兄ちゃんと何があったの?ゆっくり話してみて」
「そっか、そう思ったんだね。辛かったね」
NGな声かけ
「いつもいつも喧嘩ばっかり!」
「お兄ちゃんなんだから、我慢しなさい!」
2. 退屈とさよなら作戦
お正月って、なんだかんだで時間を持て余しちゃいますよね。うちの子どもたちも、することがないとすぐ喧嘩を始めてしまいます。
そんな時は、子どもと一緒に「今日の楽しいこと」を考えてみましょう。意外と子どもって、自分で決めたことは張り切ってやってくれるものです。
効果的な声かけ
「今日は何して遊びたい?ママも一緒に考えよう♪」
「そうそう!その遊び方面白そう!もっと詳しく教えて」
NGな声かけ
「暇なら宿題でもしたら?」
「自分で何か見つけなさい」
3. 小さな平和の瞬間を見逃さない
これ、私が一番効果を感じた方法なんです。喧嘩をしていない時、むしろ仲良く遊べている時、その場面を逃さず言葉にしてみましょう。
子どもって不思議なもので、ママが注目する行動を繰り返すようになるんです。
効果的な声かけ
「わぁ、優しいお兄ちゃんだね。妹に貸してあげられて、ママ嬉しいな」
「二人でそうやって考えられたの?すごいじゃない!」
NGな声かけ
「やっと静かになったわね」
「当たり前のことができて偉いわね」
まとめ
完璧な兄弟関係なんて、どこにもありません。でも、子どもたちの小さなSOSに気づいて、ちょっとずつ対応を変えていくだけで、確実に関係は良くなっていきます。
私も日々試行錯誤の毎日ですが、子どもたちの笑顔が増えていくのを見ると、この方法で良かったんだなと実感します。
焦らず、気張らず、でも諦めず。一緒に頑張っていきましょうね。
最後まで読んでくださりありがとうございます
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