Yahoo!ニュース

【子育てのヒント】今年こそ笑顔の多い1年に!現役教師が伝えたい大切なこと

ナナホシ教育/子育て/学校

「今年は子育て上手になりたい!」

そんな思いを抱いているママも多いのではないでしょうか。

約20年間、教師として多くの子どもたちと向き合ってきた経験から、ぜひお伝えしたいことがあります。

完璧な子育てはない

先日、こんな出来事がありました。

ベテランの先生が「今日も失敗しちゃった」と職員室で話していました。教師歴25年のベテランでも、子どもとの関わりは日々の学びなのです。

子育ても同じです。100点満点の子育てを目指すのではなく、日々の小さな気づきを大切にしていきたいですね。

子どもと一緒に成長しよう

子どもの「できた!」を見つける

  • 「今日は自分で準備できたね」
  • 「友だちに優しく声をかけられたね」
  • 「最後まで頑張ったね」

小さな成長に気づき、認めることで、子どもは自信をつけていきます。

失敗も大切な経験

3年生の担任時代、算数が苦手なAさんがいました。でも、あきらめずに少しずつ取り組んで、最後には「分かるようになってきた!」と笑顔で教えてくれました。

失敗や困難は、成長のためのステップ。大人も子どもも、そう考えると気持ちが楽になります。

今年実践したい対応のヒント

1. 子どもとの時間を大切に

おすすめの方法:

  • 「おかえり」の後に、「今日はどんなことがあった?」と、子どもの目を見ながら話を聞く時間を作る
  • 休日の朝食は少し早起きして、ゆっくりと一緒に食べる時間を作る
  • 寝る前の10分、スマホを見ない時間を作って、今日あった楽しかったことを話す

2. 自分を責めすぎない

おすすめの方法:

  • 「今日はダメだったな」ではなく、「明日はこうしてみよう」と考え方を変えてみる
  • イライラした時は、深呼吸をして「今は大変な時期」と自分に言い聞かせる
  • 一日一つ、自分をほめる習慣をつける(例:「今日は優しく声かけできた」「笑顔で接することができた」)

3. 周りに頼ることも大切

おすすめの方法:

  • お迎えが遅くなりそうな時は、ママ友に頼ってみる。きっと同じように助け合える日が来る
  • 担任の先生に相談する時間を作る。子どもの学校での様子を知ることで、家での接し方のヒントが見つかることも
  • 同じ年頃の子を持つ親同士で、困っていることを話し合う機会を作る。悩みを共有するだけでも心が軽くなる

このように、小さなことから始めてみませんか?きっと、子育ての景色が少しずつ変わっていくはずです。

まとめ

子育ては長い旅路。今年も山あり谷ありの一年になるかもしれません。でも、その一つ一つが、親子にとって大切な思い出になっていくはずです。

「今年こそは」と気負わず、子どもと一緒に成長していく一年に。きっと、それが自然な形での「子育て上手」への道になるのではないでしょうか。

最後まで読んでくださりありがとうございます

私のプロフィールや他の記事もぜひご覧になってください。よかったら、下にある「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」のどれかのボタンをタップしてください。「フォロー」していただけると、嬉しいです!

教育/子育て/学校

教育や子育てのことでお悩みの保護者や子ども、学校の先生のお力に少しでもなれたら幸いです。記事を読んで「いいな」と思ったら、フォローしてくれると嬉しいです。

ナナホシの最近の記事