キャンプで大失敗!初心者の頃に経験した失敗5つと失敗しないための対策紹介
こんにちは、ちからです。私がキャンプを始めたのは今から5年前。キャンプブームと言われる少し前にキャンプがやりたいと思い立ち、テントを勢いで購入したのが始まりです。その頃は本当にキャンプの知識は無く、何をするにもショップの店員さんに聞いたり、『とりあえずこれでいいや!』と適当にキャンプギアを買ったりしていました。そんな感じなので当然失敗も沢山しましたが、中でも焦ったと言う大失敗5つについて紹介をしていきます。
これからキャンプを始めるけど、失敗したら恥ずかしい!
と考えている方は安心して下さい。この記事で紹介する失敗は、キャンプ初心者の頃にやりがちな失敗だと思いますので、事前にこの記事を参考にして、私と同じような失敗をしないように対策を知っておきましょう!
〜キャンプ初心者の頃の失敗 代表事例5選〜
それではここから、私がキャンプ初心者の頃に実際にやってしまった大失敗5つとその対策を紹介します。
①LEDランタンが暗すぎた
キャンプの知識が全く無く、キャンプ道具の選び方もよくわからない頃、ランタンを購入する基準は安くて大きい物という適当な考えでネットで購入。大きいんだから明るいはずだ。900円ならお得だ!と、恐ろしく適当な感じでLEDランタンを購入してしまいました。そして初めてのキャンプで点灯しましたが…
想像より遥かに暗いランタン・・・
あれれ?我が家のサイトだけ薄暗くて、夜逃げのようになっていました。本当に薄暗くて子供達は怖がり始めたり、ロープが見えなくて引っかかって転んだりとドタバタでした。こうならないためにLEDランタンを選ぶコツとしては。
・800〜1000ルーメンほどの明るい物をメインランタンとして選ぶ
・タープ下のリビングスペースや調理スペース、テントの中などはサブランタンとして500ルーメン程のものを選ぶ
これら二つのことを考えてLEDランタンは選んでみて下さい。キャンプではランタン一つでは十分な明るさにならないことがあります。特に小さなお子さんを連れたファミリーキャンプの場合は、それなりに明るくしておいた方が安全です。ランタンを購入する際はなるべく複数個を購入し、場所により明るさを使い分けると快適なキャンプの夜を過ごすことができます。
②ペグが刺さらない
ペグってなんて何でもいいんでしょ?付属してる細いピンペグで十分だよって思っていた頃の話です。キャンプ3回目くらいの時に行ったキャンプ場は山の中にあり、地面は土、砂利のサイト。そんなサイトでとても困ったことがありました。
ペグを思いっきり叩いても地面に全く刺さらない・・・
地面にペグが刺さらないからハンマーで思いっきり叩きまくっていましたが、細くて強度が低いピンペグでは太刀打ちできず、先端から5cmほどのところで止まってしまったり、埋まっている石に当たって曲がってしまったりと悪戦苦闘していました。
ちゃんとペグが刺さらなかったら、風が吹いた時にテントが飛ばされる。キャノピーも跳ね上げられない。と困っていた頃を思い出します。その当時の私はペグが刺さらないと言ったことは想定しておらず、とりあえずなんでもいいからペグがあれば十分と思っていました。しかし今ではペグの事を「縁の下の力持ち」と思っていて、キャンプを安全に楽しくするにはまずは、しっかりとしたペグダウンを行うことが大切だと考えています。
目立たないキャンプギアではありますが、とても大切なキャンプギアなのでしっかりしたものを選ぶようにしておきたいです。ペグの選び方のポイントは
・強度の高い鍛造ペグまたは、チタンペグを選んでおく
・長さは30cmのものがどんな時にも万能
と言ったポイントがあります。私が経験したように、地面が固くてピンペグでは刺さらないと言ったことはよくあります。そんな時に、強度の高い鍛造ペグやチタンペグがあれば、思いっきりペグダウンをしても曲がりにくいですし、しっかり打ち込むことで風が吹いてもテントやタープが飛ばされずに安全なキャンプが楽しめます。
本数を揃えるとそれなりのお値段がするペグですが、本当に大切なキャンプギアなので、ペグ選びは適当にせず、強度が高く、適した長さのペグを購入するようにしましょう。
③ロープが結べない
これは初めてのキャンプの時の話。初キャンプの前日はワクワクし過ぎて寝られず、小学生の遠足前日のような気分でした。頭の中でテント設営、ご飯の準備と色々なシミュレーションをして、もう大丈夫!と自信に満ち溢れてキャンプ場で設営をしました。もやい結びは基本だから沢山練習したし、家では簡単に出来たから余裕だ!見とけ妻と子供よ!こうやって、こうやって、、、あれ?ほどける。
もやい結びが出来ない!
あれだけ練習していたのに、ワクワクし過ぎて逆に変に緊張して結び方を忘れてしまいました。ロープを結ぶだけなのに10分くらいかかり、結局スマホで結び方を調べてやっと出来ました。初心者の頃の恥ずかしい思い出です。こんな失敗をしないために
・もやい結び、8の字結びくらいは完璧に練習をしておく
・事前にロープを結んでおく
と言うような準備をしておくようにしましょう。テントを初めて設営するとき、ガイロープは自分でもやい結びをする必要が出てきますし、自在金具を取り付ける時は8の字結びをする必要だって出てきます。ガイロープが多いテントになると10ヶ所以上はもやい結びをしないといけなかったりします。なので、私のように舞い上がり過ぎて何もできなくなると言った恥ずかしいことにならないように、しっかりと練習をしておきましょう。
④テントが収納袋に入らない
もしもそのテントが初めての設営である場合は気を付けましょう。初心者の頃に多い失敗は、テントが収納袋に入らないと言ったことです。私も最初の頃はそのような失敗をしました。楽しいキャンプも終わりの時間が近づいてくると、撤収を始めます。テーブル、チェア、小物と片付けをしていき、タープとテントは最後の方になるかと思います。ここで、撤収の時間に余裕がなくなると焦ってきて…
テントが全然袋に収まらない!!
と焦り始めます。これは初心者の頃にはあるあるだと思いますが、綺麗に袋のサイズに畳むことができないと袋に入れることができず、撤収が終わらないと言ったことになってしまいます。1枚の布であれば畳みやすいのですが、テントは立体的になっており、サイズも大きいです。どうやって畳んであったのかなど、最初の頃は覚えていられません。そうなると、袋に収まるサイズに畳むことが難しく、サイズは収まりそうだけど空気が入ってまとまらずチャックが閉まらない。と言ったこともよくあります。そんな失敗をしないようにするためには
・事前にテントを広げて、畳む練習をしておく
・説明書をしっかり読んで、その手順の通りに丁寧に畳む
しっかりと畳むことができれば、絶対に収納袋には入れることができます。ビギナー向けのスターターセットのようなテントであれば、収納袋は余裕のある作りになっていたりするので、多少雑でも収納袋に入るような設計になっていたりします。ですが、チェックアウトが迫ってきてとても焦ると言うこともあるので、最初のうちは撤収作業は早めに初めて、慌てなくて済むようにしておきましょう。
⑤疲れすぎて予定変更
これもキャンプ歴が浅い頃の話ですが、せっかくキャンプでここまで来たんだから、帰りは観光でもして遊んで帰ろう!とよく計画をしていたのですが大体が。
キャンプで疲れてとにかく帰りたい・・・
と予定を変更してそのまま帰宅する事が多かったです。キャンプはとても楽しくて、子供もみんな喜んで思いっきりはしゃいで遊ぶのですが、やっぱり慣れていない分、撤収後に疲れがどっときます。せっかくのキャンプなのですが、自宅に帰ってからの片付けなどもありますので、慣れていないうちは以下の点に注意をしておきましょう。
•キャンプ後の観光は体力とよく相談する
•お家に帰って片付けまでがキャンプ!
楽しいけど、あまり無理をするとキャンプは疲れると言う記憶が強くなってしまい、次回のキャンプへ行くかすら迷ってしまうかも知れません。なので、キャンプが終わって帰宅後の片付けなどを含めた体力など、配分がわかるまでは余裕のあるキャンプ計画を立てることをおすすめします。
今回の記事では、私がキャンプ初心者の頃に経験をした失敗事例5つと、その対策について紹介をしてみました。キャンプに慣れてきた今でも色々な失敗はしますが、始めた頃にしていた基本的な失敗は随分とマシになったもんだなー。と自分の成長を改めて感じました。
皆さんも、この記事で紹介した失敗はしないように、事前の準備を十分にしておくようにしましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!
キャンプでワクワクを!