【これで準備万端】雨キャンプで快適に過ごせたテントの設営方法
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こんにちは、ちからです。そろそろアウトドアをするには嫌な時期『梅雨』がやって来ますね。これから約1ヶ月ほどは雨の多い季節になります。雨が降ってもキャンプへ行きたい!と考えている方へ、雨キャンプでも快適に過ごせるテントの設営方法について紹介をしていきます。雨キャンプに挑戦してみたい、雨キャンプでも快適に過ごしたい。そう考えている方は、これから紹介するテントの設営方法を試してみてください。きっと雨キャンプでも楽しく快適に過ごせるようになります。
①過保護張り
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タープの下にテントを設営する方法を過保護張り(カンガルー張り)と言います。どのあたりが過保護なのかと言うと、タープで雨を防ぎ、その下にテントを濡れないように設営をする。雨からテントを守って、過保護にしている。それこそが過保護張りです。
この設営方法には手順があります。最初にタープを設営し、タープの下にテントを設営する。この順序を守らないと設営がとっても難しくなるので、過保護張りをするときはご注意ください。
<メリット>
・テントが濡れにくく撤収が容易
・耐水圧の低いテントはタープで守られているため浸水の不安がなくなる
・雨音が直接テントに響かないため就寝時には快適
<デメリット>
・リビングスペースが極端に狭くなる
・タープのサイズが大きくないとテントが収まらない
・大型テントには不向き
雨が長時間続きそうな場合や、降水量が多めの可能性がある場合は、過保護張りをしておくと安心できます。
②小川張り
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キャンプ用品メーカーのogawaが、自社の製品を使ってテントとタープを連結したことから、小川張りと名前がついたそうです。この設営方法は、セッティングテープをテントの後方まで伸ばし、テントと連結して設営をする方法です。
<メリット>
・テントとタープが連結されているため、雨の日は濡れにくい
・タープポールがリビング側に1本だけなのでスペースが広い
<デメリット>
・タープに接続するセッティングテープが必要になる
・設営に慣れないと少し難しい
小川張りはリビングスペースが広く取れるので、複数人でのキャンプに向いています。雨の日だけではなく、日差しの強い日などにも小川張りをしておけばしっかりと日陰を作ってくれるので、快適なキャンプとなります。
③半過保護張り
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ドームテントを使う時はテントとタープをくっつけて、半過保護張りにすると居住性が格段に向上します。この設営方法はドームテントで私が実施する設営方法です。雨キャンプになるとわかっている時に私がよく実践する方法です。
<メリット>
・テントからタープの移動で雨に濡れにくい
・完全な過保護張りとは違い、リビングスペースがある程度確保できる
<デメリット>
・テントの半分は確実に濡れる
・タープとテントの位置がずれるとあまり意味がない
過保護張りにしたいけどリビングスペースが極端に狭くなるのは嫌だ。と考えている方はテントとタープをピッタリと付けてしまうと、快適性が上がるのでおすすめです。
雨キャンプはとにかく設営も撤収も慣れるまではちょっと大変に感じます。しかし、雨の日じゃないと感じられない雨音やキャンプ場の景色は意外と良いものだと私は思います。この記事が、「雨キャンプに挑戦してみたい!」「雨キャンプで困ってた」と言った方の参考になればと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
キャンプでワクワクを!!