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ホークス戦わずして2位に今季最大6.5差。「Xデー」最短は来月4日だ!

田尻耕太郎スポーツライター
来月4日からは福岡で「ホークス×ファイターズ」の3連戦(写真:アフロ)

さて「30日」となりましたが、どうなった?

7月30日だ。1週間前に「最短では30日に優勝マジック42点灯」と記事にした。さすがにそこまで事が上手く運ぶわけにはいかなかったが、23日時点で「6」だったゲーム差は、ジワリと開いて「6.5」となった。今季最大の数字である。

最短M点灯日は8月4日!

31日(金)から、ホークスは西武プリンスドームでライオンズと3連戦に臨む。

一方のファイターズは札幌ドームにマリーンズを迎えて3連戦を戦う。

そして、週が明ければヤフオクドームでホークス×ファイターズの3連戦が行われる。

この「首位攻防戦」の初戦、来週火曜日の8月4日にも優勝マジックが点灯するかもしれない。

条件は今週末にホークスが3連勝もしくは2勝1分、さらにファイターズが3連敗。そして4日の直接対決でホークスが勝利すれば「M39」が点灯する。

直接対決3連戦でのM点灯はあり得る

今週末にホークスが対戦するライオンズは9連敗中。一方のファイターズが相対するマリーンズは6連勝中とノリに乗っている。果たしてどのような形で来週の「1,2位決戦」を迎えることになるのか。

また、最短4日はともかく、現在のホークスの勢いと確かな地力を考えれば直接対決3連戦中の「M点灯」は十分考えられる。ファイターズとすれば「3戦全勝」が最低条件となる福岡遠征だ。

ペナントレースを行方がほぼ決まるといっても過言ではない、注目必至の福岡3連戦となる。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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