韓国の感染者は前日比30人増 日本の21分の1! ソウルは僅か4人!
韓国の中央防疫対策本部が今日(11日)午前10時に発表した韓国の感染状況によると、韓国の感染者は空港の検査で確認された感染者6人を含め前日比30人の増。昨日の日本(638人)の約21分の1である。
一時は世界で2番目に感染者が多かった韓国は4月1日の101人を最後に三桁は一度もなく、直近の3日間は8日53人、9日39人、10日27人と日々下降線を辿っていた。9日の20人台は2月20日以来、実に50日ぶりであった。
新規感染者30人のうち、首都・ソウル市(感染者599人)は4人増に留まった。東京(189人)の47分の1と、圧倒的に少ない。3月28日までは累計で東京よりも上回っていたが、現在は累計でも東京(1705人)よりも約3分の1も少ない。
人口約975万人を抱えるソウル市は4月5日の25人を最後に4月に入って20人台は1度もなく、直近の3日間は7日10人、8日11人、9日5人と、これまた減少傾向にあった。
前日に感染者が出なかった大邱市(感染者6814人)では7人と、再び増加した。
感染者ゼロから僅か一日で7人を確認したことから韓国全感染者の65%を占めている大邱市はまだ楽観できない状況にあることを浮き彫りにしている。
この他、京畿道(感染者624人)で9人、慶尚北道(感染者1330人)で3人、蔚山市(感染者41人)で1人追加されたが、人口350万人の韓国の第2の都市・釜山市(感染者126人)はゼロだった。
韓国の17の市・道のうち、感染者が一人も確認されなかったのは釜山を含め12地域に上り、釜山よりも感染者が多い忠清南道(感染者138人)もゼロだった。
これで韓国の感染者は累計で1万4800人なり、日本(6188人)の2. 3倍。死亡者は3人増え、累計で211人となった。
完治・退院者は前日よりも126人増え、7243人となり、今なお隔離治療中の感染者は3026人に減少した。3月20日の時点では隔離者(6325人)は退院者(2233人)よりも2.8も多かったが、8日後の28日に隔離者4523人に対して退院者が4811人となり、逆転していた。
なお、韓国のPCR検査は11日午前10時現在、トータルで51万479件。国民100人のうち、1人は検査を受けたことになる。ちなみに日本は前日よりも4384件増え、68771件。1817人に1人の割合だ。